私もそう思います。国威とスポーツひゃ別物です、オリンピックは余り意味が無く
なったのでは。
"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
news:g8vakv$4pg$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  今回の五輪の日本代表選手団の福田団長が、帰国挨拶の中で次のように言ってい
る。
>
>  「世界のレベルが上がっているなかで、金9、銀6、銅10の成績を上げたのは
立派だ」としながらも、「日本の選手強化費は年額27億円、そのうち政府支出は2
/3だけ、英国は450億円、中国はその何倍にもなるであろう。これでは差がつく
のは当たり前だ。
>  五輪は国威掲揚の場であるから、政府は国策として、選手強化にもっとカネを出
すべきだ」というような主旨のことを言っている。
>  この国威発揚の場発言は、1936年のベルリンでのナチスオリンピックを彷彿
そせるものだが、オリンピックのメダルの数=国威発揚という考えには首を傾げざる
を得ない。
>  かって、冷戦時代には、ソ連、東ドイツのメダル数は抜群に多かったが、これは
共産国だったから、選手強化費に糸目をつけず、選手に発破を掛け続けからであろ
う。
> その結果メダル数は抜群となったが、それで、ソ連、東ドイツの国威は発揚された
だろうか。否である。
>  五輪は、スポ−ツ競技を通じて民族の融和を図る場であって、肩肘張っての国威
を競い合う場にしていはならない、というのが五輪の精神ではないのか。
>  この福田団長の発言は、五輪の精神を踏みにじるものだと思う。
>  村上新八
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