物価騰貴対応、企業と消費者の違い
原油とバイオ燃料原料の食材高騰の煽りを受けて、すべての物価騰貴が凄まじい。
8月1日からは、更に多数の食料品の値上りが発表された。中には3割も値上げされるものもあった。
企業は、内部努力による原材料、運送費の騰貴による売価の抑制が限界だと判断すれば、それによる購買量の低下を睨みながらも、価格を引き上げることを決められる。
なかには、原油騰貴という大義名分があるから、これに便乗して、その必要性はないのに、値上げしようと、いうのもあるであろう。
このように、企業は価格値上げという手があるが、消費者は、節約するとか、より安いものに変えるくらいしか物価騰貴に対する対抗手段はないのだ。
賃金を上げろというのはたやすいが、それは、景気が低迷に向かっている現在では至難である。
この食料騰貴で、貧困国のみならず先進国の庶民までが悲鳴を上げているのだ。
この物価騰貴は、カネ余りの産油国を含めて世界的なものであり、こういうときこそ国際的な協力で何とか良い知恵を、早急に出すべきである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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