真木子です。

「世界中」と入力しようとしたら、「背怪獣」と変換されました。
怪獣なんて単語、私だってめったに使わないよ〜


第21話「ラプソディー ◇ 指輪の行方」
記号はハーモニクスだったかな。

◇1986年、夜なきラーメン。
世話になったからと、音也におごるゆり。
それを見つめる次狼。ラモンと力に、取られちゃうかも、やばいと言われて・・・

○2008年、マル・ダムール。
「先生〜っ」と駆け込んできた健吾に、ひく名護。
「キバもええけど、俺はあんたにジンジンや〜!」
「キバと俺を一緒にするな」
弟子にしてくれと土下座する健吾に、渡も加勢して頭を下げる。
月謝はどうするって、渡のときはそんなセコい要求しなかったのに。
「やめなさい。俺の肩は、凝らない肩だ」

◇1986年、公園。
次狼はゆりを呼び出し、婚約指輪を見せる。沈黙するゆり。
その左手薬指に勝手に指輪をはめて、
「返事はすぐじゃなくていい。もしノーなら、指輪は外してくれ」

◇バイオリンを弾く音也。
次狼が手を叩きながら現れる。
「もう一曲頼む。俺とゆりの結婚を祝う曲をな」

◇マル・ダムール。
プロポーズを許可した嶋に詰め寄るゆりだが、嶋は反対する理由はないと言う。
「結婚しても、戦士であり続けることはできる」
反対、と割り込んだ音也だが、次狼が化け物だからという理由は信用されない。

◇喫茶店。
ゆりは友人のあゆみに相談。
「で、相手はどんな男?」
こんな男だ、と本人登場。
「かっこいい〜。ゆり、お願い。私にも幸せを分けて」
合コンを要求。

○2008年、マル・ダムール。
月謝代わりにと、こちらも合コン話。
「合コン・・・噂には聞いている。さかりのついた男と女が、体に悪い飲み物
を飲みながら、不道徳な行為におよぼうとする、不埒な会合だと」
恵が乗り気になり、渡を誘う。
名護は、「・・・行く!」

◇1986年、ブティック。
派手な服を試着する女を、うさんくさい店主が見つめる。
帰っていく女を、カメレオン・ファンガイアが襲う!

○2008年、焼肉屋。
合コンに参加した女性陣は、さちえ、けいこ、そして恵。
男性陣は名護、健吾、渡といういつもの面々で、恵ちゃんはご不満。
店員のおねーさんは、園田真理・・・じゃなくて、鈴木深央。
次々と注文されて焦る深央に、名護は記憶力のよさをひけらかす。

◇1986年、こちらはフランス料理店。
婚約者同士はデートにでも行けばいいと言うあゆみに、音也は
「ゆりは婚約などしていない。そうだな」でも指輪はしてる。
気に入らない相手をなにかと蹴る人たち。
悶絶する音也に、3人目の女性・久美が、
「もしかしてあなた、桜井幼稚園パンダ組にいた、紅音也くん?」
「おまえ・・・砂の女か」
すなわち、砂遊び仲間。幼稚園の頃から、運命の女とか言ってたのか・・・

○2008年。
無愛想な名護。
「初対面の人間に興味をもつような女に興味はない」
「きゃ、ステキ♪超クール」
別の意味で場に馴染めない渡。
「渡君の好きなのは、何でもグイグイ引っ張ってくれるお姉さんタイプ。そう
でしょう」
「・・・はい、そうです」

◇1986年。
三角関係に愛想をつかしたあゆみが目を向けたのは、3人目の男性。なんと、
力でした。
「・・・おまえ、俺の子孫・・・産め」
怒って出ていくあゆみを追った力、「いただき、もす」
紫の光に包まれて・・・

少し乱れた格好でテーブルに戻ってきた力。
「あれ、あゆみは?」
「食っちゃった」
文字通りとは思わずに笑う一同。かなりブラック・・・。
しかし、お子様たちに通じるのか、この会話。

○2008年。
王様ゲームの時間。ルールを聞いた名護、
「なるほど。みんなを管理、統括するわけだ。ならば私の役目だ」
命令は、こんなくだらない会合は解散。
そのとき深央ちゃんがつまずいて、運んできた杏仁豆腐が名護と渡を直撃。

厳しく叱責された深央が駆け出していくのを、渡が見つめる。

◇1986年、路上。
また派手な服で歩いている女性に、例の店長が。
「当店でお買い上げの服、お気に召していただけたようですね」
カメレオン男に変化して迫る。そこに割り込んだのは力。
「ファンガイア。力、倒す!」
変化。いかにも力持ちなデザインだが、顔が意外に美男子。
強烈なパンチの連発に、透明になって逃げるファンガイア。
ドッガは女性に近づく。「いただき、もす」
抱きしめて、食っちゃった。

○2008年、河原。
逃げてきた深央を、追ってきた渡。
深央はひたすら謝る。ものすごい人見知りで、セールスも断れなくて・・・
つまりは渡と同じパターン。
仲良くベンチに座った2人に、なぜか通りかかる豆腐売り。そろって冷奴を売
りつけられた。

○女性を襲うカメレオン男。昔のような派手な服は売れないようで。
先に駆けつけたのは名護。イクサに変身して銃撃。だが透明化して逃げられた。
林の中を逃げるファンガイアの前に、逆さ吊りで出てくる怪奇コウモリ男。
一気に殴り倒して、必殺技。だが、キックが当たる直前に、カメレオン男は消
えた。

◇1986年、夜道。
音也と歩く久美。幼稚園の頃、何でもきいてくれた音也に、頼みがあると。
それを見送る次狼とゆり。ゆりは何か不満げ・・・


劇場版の、びみょーに巨大なライダーって、なんだかなー。
モモタロスもまだやるのか。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp