ミャンマ−は北朝鮮と並ぶ人権蹂躙国家だ
猛烈なサイクロンに襲われ、10万人以上の死者を出し、その救援もままならない中で、軍事政権維持、民主化阻止を内容とする憲法の国民投票を、軍事政権監視の下で強行したミャンマ−である。
その選挙の結果は。憲法賛成投票94%という結果が出たという。
これは、イラクのフセインが04年の大統領選挙で98%の得票を得たのに酷似する賛成強要監視選挙の結果であることは言うまでもない。
5日も前から通知されていたサイクロン襲来予報に関して、住民に避難勧告も出せず、襲来後の救済もできないのに、海外からの人的支援も一切断り、救援物資は横流しするという悪徳軍事政権なのだ。
その政権が今度は、憲法の国民投票で、反対票を投じた国民の監視強化を始めたという。
これは、誰が反対投票をしたのかさえ把握していた監視選挙であることの明白な証である。
今度のサイクロンで穀倉地帯の65%をやられたというから、間もなく食糧不足、米の高騰に見まわれるであろう。不幸なことだが、それが政権転覆と外国からの強力なミャンマ−支援の好機になることを期待したい。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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