http://www.jreast.co.jp/tabidoki/news/pdf/200809/080924_4.pdf
にお知らせのありました、11/22第8回の尾久車両センターの公開に行ってきました
。今年は、11/1のTX-関東鉄道の車両基地公開には、出張のため行けなかったので
、こっちの方はちょっと気合いを入れ気味で行って参りました。

 公開内容は、上記のお知らせにもありますが、
1. E655、夢空間等を中心とした車両展示。
2. 車体ジャッキアップ、保守用車両(レールスター)体験等、車両センター内の
作業内容を理解できる体験。
3. 子供の制服での撮影会。
4. 特設販売
な訳ですが、なんと行ってもレールスターの体験運転が目当て。

 晴天に恵まれ、寒くもない一日でした。尾久に到着したのは12時30分くらいでし
たが、既に午前中に見学した人がざわざわと引き上げてこられていて、向かう人と
帰る人の波がすれ違っている感じ。

 入り口で公開案内をもらってから、すぐにレールスターの試乗待ちの列へ。試乗
できるものとしてはエンジン式と人力式(足漕ぎ式)がありますが、当然人力式へ
((^_^;)。なお、予備車らしきエンジン式も1両横に置かれていました。
 一度に乗れる人数は人力式で8名、エンジン式で6名でした。うち2名は保線作業
員の方が安全確保のために乗るために、試乗できるのはそれぞれ計6名、4名という
ことになっています。
 人力式の編成は駆動席2名、乗車席2名の計4名が一両の定員です。多分通常作業
用に使う場合は1台ずつ使うのでしょうが、今回のイベントのように、平らな直線
路を往復させて試乗させるだけだが、車両を持ち上げて方向転換させる時間がとれ
ない場合のために、いわゆる「トンボ連結」して使用していたものと思われます。
すなわち、人力式では駆動車(4名)+駆動車の2両編成、エンジン式では動力車(2
名)+中間車(2名)+動力車(2名)の3両編成編成で使用されていました。
 人力で動かす仕組みは、自転車と全く同じで、ペダルを漕ぎ漕ぎします。前述の
通り、人力式では駆動は2名で行えますが、ブレーキは進行方向に向かって右側の
席にしかありません。この席に保線作業員の方が座って最後の停車操作を行います
。編成後部に当たる駆動席は、駆動に関与できません。この点は、通常の自転車が
バック操作できないのと同じ理屈みたい。
 一方、エンジン式の場合は、エンジンのオンオフ操作、ブレーキ操作等運転操作
は進行方向向かって左側の席で行います。また、エンジン式の中間車の席は、公園
や駅のプラットホームによくある、ちょっと丸みがかったプラスチック製椅子です
が、進行方向が変わるたびに引っこ抜いて方向を差し替えておりました。

 人力式、エンジン式共に、予想したよりもの方案外並んでいる列が短いな、と思
っていましたが、みな人力式の方ではみな漕ぎ役に回りたいために、なかなか列は
進まず、30分以上待ってようやく乗車できました。一応子供対象の体験運転と言う
ことでしたが、うちの子ではちょっと足が届きそうになかったので、私が代理に(
ということにしておきます)。 (^_^; 
 漕ぎはじめは結構重い感触でしたが、動き始めたらもうペダルが軽くて、凄く気
持ちよい感じでした。走行距離は100mあまりだったと思いますが、これはもう爽快
。いや、これは病みつきになりそうな体験でした。

 その後は、落ち着いて保線用車両「青太郎」、DD51, EF60, EF81, 485系「宴」
、「夢空間」、「ゆとり」等の車両、レール切断実演、ヘッドマーク展示等を見て
、最後にE655を遠目で眺めながら、帰ってまいりました。「夢空間」は、外から見
ても、実に豪華な感じですね。うちの子の表現を借りると、「お城みたいな列車、
お姫様が出てきそう」との印象。いつかは乗らせてやりたいけど、一番ネックにな
る先立つお足がねえ……
 あと、構内の印象でいうと、一見複雑に見えるポイントとか、錆錆になったレー
ルとかが、なんかこうゾクゾクするような堪らない感動を与えてくれましした。

 あ、つかれた。でも、楽しかったですね。来年は、夏休みの品川でのイベントに
も行きたいな。
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\\          ・  ・  佐脇貴幸
 \☆  /\/\         fx_sawaki@yahoo.co.jp
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