06年11月1日にロンドンで、プ−チンを批判してイギリスに亡命していた元KGB職員リトビネンコが、猛毒の放射性物質ポロニウムによつて毒殺された事件は、容疑者が分かっていながら、ロシア政府がかくまったまま、未だに解決していない。
 この事件とは別に、最近はプ−チン批判のロシア出身の富豪や美術家らが国外で相次いで姿を消しているという。
 いずれもプ−チンを批判したり、プ−チン側近との揉め事があったこと、国外で発生していること、部屋に血痕があったり、行方不明の理由がなかったりなど犯罪性が濃いこと、プ−チンの訪欧直前に起こっていることなどが共通している。
 プ−チンは、元スパイだから、暗殺手口にも通じているはずで、今までの多数のジャ−ナリストの失踪や変死などの一連のプ−チン主犯疑惑事件からも、事件の裏にはプ−チンの影が見えるのである。
 暗殺政治家スタ−リンのDNAを継いだような政治家の奇怪な血脈はロシアの体質なのであろうか。
 村上新八