26日の東京都議会予算委員会で、新銀行東京への追加融資400億円が自民、公明の賛成多数で可決された。本会議は未だだが、可決の見通しは確実であろう。
 食肉偽装が発覚し、営業停止、警察の家宅捜査が入った翌日に、その会社に5000万円を融資し、8ヶ月後に倒産したり、月々250万円返済の条件で3000万円を融資し、一回の返済もなく、倒産した自動車販売会社、部屋の真ん中に机が三つだけの札付きの倒産常習の自称情報処理会社に2000万円を融資後、即夜逃げされたり。       
 これらは、出鱈目極まる融資をした新銀行の融資の一事例である。
 こんな銀行に400億円もの追加融資は都民の血税をどぶに捨てると同じである。
 石原は「世論を気にしたいたら何もできない」とうそぶいているが、石原も自民党も公明党もこれが政治生命終焉の始まりだった、ということを遠からず知ることになることは必定であろう。
 都民は本当に怒っているのだ。
 村上新八