中東包括的和平構想の結束は崩すな
ススラエルが占領地から撤退すれば、イスラエルを承認する、という02年にアラブ圏21カ国が参加して提唱された「中東包括的和平構想」はイスラエルに対するアラブ諸国の団結を示すものとして極めて重要である。
この会議は年に一度開催され、今回の主催国はシリアだが、レバノン内での与党親米のシ−ア派、反米野党スンニ派のヒズボラとの対立で大統領選が出来ず、ヒズボラ支援のシリア主催の会議にはサウジが出席を拒否、エジプトもレバノン大統領が選出されなければ出席できない、と述べている。
この開催ができなくなれば、アラブの団結が弱まったと、喜ぶのはイスラエルだけ、こういう阿呆なことはしないほうがよい。アラブの団結を示すためにアラブ諸国は団結して知恵を出すべきである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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