パワハラをする上司は管理者として不適だ
上司によるパワハラが増えているという。
セクハラは論外だが、人間関係の悪化や仕事のミス、ノルマの不達を理由とするパワハラで、上司が罵る、怒鳴る、シトカするなどの嫌がらせをする、その一方で同僚は知らぬ顔で、我関せずだという。こういうことが続けば、やられるほうはうつ病になるのも分かる。日本の大人達はいつの間にか、幼児化してしまったのだ。
しかし、これではまるで子どもの世界でのいじめと何も変わりない。子どもに「イジメ」はいかんとも言えなくなってしまう。
能力の優劣があるのは、当たり前だが、能力的におつる部下をパワハラして、追い詰めたところで良くなるものではない。部下が真面目な奴なら、うつに追い込まれるだけである。
能力に応じて評価を厳しくするのは当然だが、その能力が低ければ、低いなりに、それに応じた仕事をさせるほかはないのだ。組織としての成果に影響するなら、上司を含めた仲間皆でカバ−する方法を工夫するしかないのだ。それが部下を使う管理者の器量というものである。
それが出来ないような管理者は、管理者の資格がない奴だと思う。こういう管理者がをのさばらせている組織は、その上層部も皆阿呆なのだと思う。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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