暫定税率法案は修正したほうがよい
20年度予算案は、29日野党欠席の衆院本会議で可決され、参院否決あるいは審議未了の場合に30日経過すれば衆院決議を優先するという法規によってぎりぎり年内成立できることが確実になった。
しかし、問題は暫定税率法である、これは予算の場合のように、特例はないから、参院で審議未了になれば、再び衆院での2/3の多数可決が必要になる。自民党はそれをやるであろうが、その間は、暫定税率分、25円ガソリンの値下げが必要になる。これは混乱のもとである。
この問題を避けるためには与野党の歩み寄りと修正が必要だ。
国交省の建設基準も極めていい加減だ、はじめは、道路の建設基準として費用対効果が1.2以上のものと、言っていたものが1.1に変えられたり、支離滅裂だし、道路関係の怪しい関連団体や身内優遇随契なども数多く指摘されているのだ。
こういう不明朗な点を徹底的に改革しなければならない、という問題もある。
これらについて「メタボ冬柴」は「見直します」だけで逃げようとしている。野党が指摘するこれらの問題について、方法と達成時期を明示した「改革一覧表」を公示させ、あわせて新設道路基準を示させるなどの対応を含めて、納得できる暫定税率法に修正すべきである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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