GON さんは書きました:

> そういった子が発生した場合、先生はその場でなんとか
> しようとなだめるのでなく一定のルールを作ってすぐに
> クラス外へ排除してしまうべきです。

昔は「廊下に立ってなさい」というようなことが一般に行われていたのだが、現
在では、「廊下に立たせること」は「体罰」であり、かつ「授業を受ける権利を
侵害するもの」ということになっていて、できないことになっている。

要は、「話して説得し、納得させる」ということしか、指導方法として認められ
ていない。

私のこども時代は「先生はこわいもの」ということになっていて、先生の前では
みなおとなしくしていた。
休み時間には先生の動きの観察者がいて、「先生がくるぞ」と怒鳴るとみんな静
かにして先生が来るのを待っていた。
当時は、ふざけた態度をとれば、たちまち平手打ちがとんできた。今は、そんな
ことをすればたちまち「体罰だ」と問題になり、教員は処分されてしまう。
「話して説得し、納得させる」という方法が、通じる子もいれば、通じない子も
いる。しかし、文部省の役人などは、みな自分が「話せば通じる」子どもだった
から、「話では説得されない」子どもというものもいるのだということが分から
ない。
立たせるのは体罰、正座させたりするのも体罰、平手打ちはもちろん体罰、教室
から出て行きなさいというのは権利の侵害、と、話すこと以外、何もできないよ
うになっている。
「体罰の禁止」は学校教育法に規定されているものの、昔は、法はともかく、あ
まり機械的に考えず、多少のことは容認されていた。今はそういうあいまいさが
許されない。教員も処分されたくはないし、そうなると手の打ちようがないこと
も多いということになってしまう。

> つまり、悪いことをしたらペナルティを科すということを
> 本人にも親にも認識させるべきということです。

同感。

> 文部省も先生ばかりのせいにして責任転嫁してないで
> 先生にもある一定の権限を与えるべきです。

同感。そうしなければ学級崩壊などいつまでたっても解決せず、悪くなる一方。
悪くしているのは文部省(文科省)自身なのだが、「教員が悪い」と言うばかり。