仰せのとおり、代表自身が為すべき代表質問を致さないのは、その代表の資格を疑われても致し方ない。
 そして、何と端から80項目にも及ぶ詳細な代人の質問とは、恐れ入る次第である。 

 仰せのとおり、従前の慣行に照らせば、完全に、非礼。
 それでも、答弁する側は、その代人に任せず、誠実に。
 されば、国民一般の観察する処、質問する側の位負け。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:fe15lu$ei7$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  首相所信表明に対する3日衆院本会議での「ミスタ−年金」こと民主党長妻昭議員の質問は型破りであった。
>  35分間に、年金、官庁のムダ使い、談合、天下り、公共事業の予算超過、教科書問題、歴史認識など後半に亙って80項目もの細かい質問を総理にぶつけたのだ。
>  大変よく勉強しているし、本当は本人は知っていなから、相手の認識を確かめるために質問をしているのではないか、と思われるものもいくつもあった。
>  所信表明に対する本会議での代表質問だから、おおまかな質問しかしないし、それに対して抽象的な答弁をするというのが普通だから、長妻議員の質問は超型破りなものであった。
>  長妻議員は、そんな質疑応答ではつまらないし、意味がない、と思ったのであろう。 
> 
>  これに対して首相は、答弁を担当閣僚に振らずに、自分でこれを受けて立って45分に亙って答弁をした。そのすべてが、役人に調べさせ、作成させたものを読み上げたに過ぎないが、中身はともかく、これも生真面目によくやったと思う。
>  「そういうことが分かるシステムになっていません」とか、「改めて調査を命じます」とかの答弁もあったことから、総理や官僚にも勉強になったと思う。
>  これから、予算委が始まるが、そのなかでの更に詳細に亙る丁々発止の論議が楽しみである。 
>  村上新八