年金横領が100件以上4億円を越えることが分かった。泥棒の巣で泥棒を申告するようなものだから、そんな程度なのだろうが、こんなものではないはずである。これはほんの氷山の一角に過ぎまい。
 枡添は、これに対する処分にばかり、力点を置いているが、時効に引っ掛からないのは9件だけ。大山鳴動ネズミ一匹だ。
 これらの横領については、被害者は分かっているのだから、その保険料支払い記録は正規に記録しなおされているはずだが、問題は横領が発覚していない、氷山の水面下部分にあるのだ。これは保険料記録そのものも抹殺されていると思われるからである。
 枡添は、それをどう措置するか、に力点を置くべきであろう。
 枡添は、独楽鼠みたいにチョロチョロ動いてはいるが、気合だけが空回りしている感が拭いきれない。もっと効果的な活動を考えるべきである。 
 村上新八