スカイガールズ 第7話
携帯@です。
夏の黒ミサ(まるしー久米田 康治)と表稼業により、1ヶ月程間が空いてしまい
ました。8月末でso-netのニュース鯖も無くなってしまい、ccsfだけが頼りです。
もう大分前の話ですが、
スカイガールズ第7話「命名、スカイガールズ」について雑感など
^L
●全体を通して
作品名である「スカイガールズ」そう言えば、本編中では一度も使われたことが無
かったんですな。
……ということで、スカイガールズのチーム名初登場と、初出動の話です。
元々外骨格は建設機械用とはいえ、超軽量機で、搭乗員の体重と活動時間の制約が
きつい筈のソニックダイバーが、何故か災害時の土木作業に従事していたり、軍隊で
あるのに、上下関係すっ飛ばして、冬后中佐の許可も、情報さえも入手せずに瑛花が
出撃していったりと、何だか突っ込み所が満載の話だったような気がします(笑)。
●何も前日に名前を決めなくても
冬后「天翔る乙女隊。略してアマオト…なんてな」
追浜基地航空祭を明日に控え、ソニックダイバー隊の名前を考えている音羽達と冬
后。とは言え、案を考えているのは音羽だけで、瑛花は無関心、可憐はこの手の名前
を考えるのは苦手そう。
その音羽の提案も、
・ラブリー・スリー
・プリティ・ミラクル・ファンタスティック3
・フライング小娘
・OEK(三人の頭文字)
……と、センスは今一。
……で、冬后が口を出しますが…。発想は兎も角、略し方が今一です。
テレビでは天気予報が流されていますが、崖崩れが出た程の強い雨なのに大雨洪水
注意報しか出ていないのはちょっと奇妙な気が。
冬后の「天翔る乙女隊」は悪くは無いと想うけど、でも略称の「アマオト」はちょ
っと。
●普段は人気の無い基地ですが
瑛花「何暢気なこと言ってるの。もうすぐ、私たちの出番よ」
音羽「大丈夫ですよ。私とゼロとでばっちり決めちゃいますから。なんたって、天翔
る乙女達のデビューですからね。ヘヘヘヘ…」
瑛花「それ、気に入ってるの」
(中略)
音羽「そっか。可憐ちゃんのお兄さん。今日、見に来てくれるんだったよね」
可憐「え、ええ。この前の手紙に、仕事の合間に必ず行くからって」
瑛花「優しいお兄さんね」
追浜基地航空祭当日は快晴。横須賀基地からのレスキューヘリ隊や戦闘機まで訪れ、
普段は閑散とした基地は一般市民で大にぎわい。
そんな基地の様子に大はしゃぎの音羽に瑛花はため息。
一方可憐は、見に来てくれる筈の兄を捜しているのだった。
音羽、天翔る乙女隊の名前、気に入ってたんだ…。
たくみ達の売店は、「追浜基地管制隊売店」らしい。レスキュー部隊は、第201
救難航空隊のようです。
基地内で展示されているのは、ブラックホークとF-2みたいです。
やっぱり2084年とは思えない…。
●コナミつながり
冬后「ソニックダイバー登場の前に、新型戦闘機ビックバイパーによるデモフライト。
それでこっちの演目時間が短縮って、今日はソニックダイバーのお披露目じゃ
無かったのかよ」
緋月「つまりはそういうことですよ」
冬后「う…」
緋月「最新鋭とはいえ、訳のわからない未知の機体よりも、自分達だけで開発して来
た、ビッグバイパーの導入に、本腰を入れたくなるのも当然でしょう」
追浜基地に運び込まれた新型機、ビックバイパー。
これのデモフライトのため、ソニックダイバー隊の演目の時間が短縮されることに
なり、緋月に怒りをぶつける冬后。
高官達の前のデモフライトは成功したものの、やはり未知の機体よりも自分達で開
発したビックバイパーの方がお偉方はお気に入りらしい。
「自分達だけ」で開発したという意味が、日本独自技術ということなのか、それと
も……という辺りが気になりますが。
ビッグバイパーって、どこかで聞いたと思ったら、グラディウスシリーズのプレー
ヤーの機体なのですな。やっぱりオプションとかつくんでしょうか(違)。
●大佐は普通は自分では飛ばないけど
音羽「ビッグ何とかが、どんなに凄い飛行機か知りませんけど、ゼロだって凄い機体
なんです。それを玩具だなんて…。ゼロが可哀想です!」
飛崎「可哀想? フ…。あいつも大変だな。こんなガキのお守りをしなくちゃならん
とは」
音羽「が、ガキ? むっかー! そっちだっておっさんじゃないの! ムカツク~」
ビッグパイパーのために演目を減らされ、面白く無さそうな音羽を窘める僚平。
そこに現れた、当のビッグバイパーパイロット、飛崎大佐が現れる。
ゼロのことを玩具と言われ抗議する音羽のことを飛崎はガキという。
# ここで「あいつ」と言って、後の冬后と知り合いだということが明らかに。
●父娘の確執
高官「やはりお嬢さんでしたか。いや、お久しぶりです」
瑛花「こちらこそ。ですが、ここでは一条上級曹長と呼んで下さい」
(中略)
瑛花(何がご多忙よ。初めから眼中になんか無い癖に。ソニックダイバーも、私も)
基地内で高官に声をかけられた瑛花。
瑛花を一条提督の娘として声をかけた提督に対し、瑛花は素っ気ない態度。
瑛花は、父の一条提督が、自分のことを見ていないと思っていた。
第2話で冬后に「お嬢さん」と言われるのは好きでないという理由。その話でも父
が提督ということを言ってましたが、父娘の仲は疎遠なようで。
何となく、瑛花の方の誤解という気もするけれど。その内この辺りの話も出るでし
ょう。
●八つ当たり
瑛花「こんな所で、うろうろしてる暇があるの? もうすぐ私達の番でしょう?」
可憐「は、はい。すみません」
瑛花「私達はここに、遊びに来てるんじゃないのよ」
高官と出会い不機嫌な瑛花は、未だ兄のことを探している可憐に厳しく当たってし
まい、またその怒り声で風船を離してしまった女の子を泣かせてしまう。
さっきは「優しいお兄さんね」と言っていたのに、可憐に八つ当たりなんて、瑛花
さん酷いです。
●ビッグバイパーのお披露目
冬后「よう! もうすぐ出番だぞ! びびってんじゃねーだろうな! あ、どうした
お前ら」
モーションスリットを着て本番に向けて待機中の音羽達。
控え室を訪れた冬后、七恵、たくみは、三人の雰囲気が暗いことに気づき、冬后は
その理由が判らない。
ビッグハイパーのお披露目。在来機とは明らかに異なる機動性と火力に、音羽達も
びっくり。これだけの機体を作れるのであれば、確かに制限のやたら多いソニックダ
イバーを作る意味が無いかも。
●災害発生
七恵「10時45分。丹沢山中で崖崩れが発生。民家が数棟、土砂に飲み込まれ、現
在も数名の住民が救助を待っている模様です」
その時、丹沢で災害が発生のため、追浜基地に横須賀基地よりレスキューヘリの出
動要請が。相模川も川が氾濫しており、他のヘリは出払っていたのだ。このため、航
空祭は一時中断することに。
……そんな状態であれば、普通は航空祭自体が最初から中止となりそうな。
●事前承認無しで即出動
可憐「行きましょう」
音羽「え」
可憐「もしも兄がいたら、人の役に立ちなさいって、そう言ってくれたと思います」
音羽「可憐ちゃん」
可憐「それに、私達がここにいるのは、きっと私達にしか出来ないことがあるからで
す」
瑛花「可憐」
出動しようとした救難ヘリは、肝心な時に故障。
それを見た音羽は、ソニックダイバーなら救助活動が出来るかもと言い出す。
音羽の無謀な提案に、瑛花はソニックダイバーのテストパイロットの任務を放棄す
るつもりは無いというのだが、可憐は行きましょうと言う。ここにいるのは、きっと
私達にしか出来ないことがあるからだと。
可憐の言葉を聞いた瑛花は、冬后にバックアップを頼み、三人は緊急発進すること
に。
格納庫に駆け込んだ三人。緊急出動しようとする音羽だが、僚平達は既にその準備
を管制していた。
音羽がこの場面で無茶を言うことは予想出来るし、元々「人の役に立ちたい」とい
う動機で軍に入った可憐がそれに同意するのも有りだと思うのですが…。
瑛花が冬后の許可も待たずに出動しようとしたり、現場の状況を確認しようともせ
ずに発進しようとしたりするのはちょっと突っ込み所。
「遅えよ!」って、三人が災害現場に向かうのは予想されていたのか。発進準備が
出来ていたのは、元々航空祭でデモフライトをする予定があったからでしょうけど。
●デモフライトは災害救助
冬后「しっかりやれよ。こいつがお前らのお披露目だ」
ソニックダイバーが緊急出動することに驚く高官達。
司令塔に現れた冬后は、責任は俺が取ると言い、緋月少尉も発進を許可。
音羽だけ「ゼロ、飛びます!」と言っているのが何とも。
観客の頭を飛び越え、発進するソニックダイバー。危険だから、前方から客をどい
て貰わないんですか?
●間一髪
可憐「ね、大丈夫だったでしょ」
娘 「うん。ありがとう」
可憐「あ…。フフ、こちらこそ」
丹沢の崩れ現場。取り残された家の屋根の上で救助を待つ母娘。
巨岩が崩れて来たその時、零神のMVソードで岩を真っ二つにした音羽、続いて可
憐は母娘を救出する。手足があるから、救助活動が出来るということですね。ソニッ
クダイバーは極限まで軽量化した機体で、パイロットの体重制限まである設定だけど、
持ち上げる力自体はあるようで。
救出しようとした時に、猫のミーコがという娘さん。
と言うか、最初からそれ言えよ。
猫を助けようとする可憐。しかし、家が崩れてミーコは落下…。
しかし、瑛花の雷神がしっかりと受け止めているのでした。
娘さんにお礼を言われて、「こちらこそ」と返す可憐がらしいです。
●かつてのライバル
飛崎「中々やるな。これも冬后仕込みという訳か」
冬后「フ…まさか。俺はガキ共のお守りをしてるだけだよ」
飛崎「ガキのお守りか。本来なら、あの機体に乗っているのは、お前の筈だ。なのに
…」
冬后「さぁ、どうだかな。最新鋭ってのはどうも俺の性に合わねぇし」
飛崎「冬后」
冬后「あ! 桜野の奴、何カメラに手振ってんだ。帰ったらお仕置きだなぁ」
追浜基地。音羽達のソニックダイバーによる活動はテレビで報道されていた。
それを観ながら、話をしている冬后と飛崎大佐。
飛崎大佐、本来ならバッグバイパーのパイロットは冬后の筈だったということは、
エースパイロットの座を争っていたライバルだったということですな。最初は悪印象
だった飛崎大佐、このシーンだけ観ると良い人そうです。
ところで、救助活動を行う際の、ソニックダイバーの活動限界は大丈夫なんだろう
か。地上で動くだけなら、大丈夫かもしれませんが……。
●命名、スカイガールズ
音羽「スカイガールズだって。良いと思わない? 私達のチーム名に。スカイガール
ズ」
瑛花「単純ね。そのまんまじゃない」
(中略)
可憐「私、今日助けた子に、ありがとうって言われて、誰かの役に立てて、本当に良
かったです」
音羽「可憐ちゃん。でも、お兄さんに会えなくて、残念だったね」
可憐「いえ、仕方無いです」
瑛花「……見てくれたと思うわ」
可憐「え」
瑛花「今日のニュース、あれだけテレビやネットに流れたんだから、お兄さんもきっ
と見てくれたわよ。可憐のこと」
浴場で、テレビの報道の中で「スカイガールズ」と命名されたソニックダイバー隊
をそのまま、自分達のチーム名としようと提案する音羽。 そのまんま、と瑛花は言
いつつも、結局別の名前を考えることも出来ず、結局チーム名はスカイガールズで決
定。
結局、兄とは会えなかった可憐。瑛花は、テレビかネットで見てくれたと励ますの
でした。
そう言えば、瑛花の入浴シーンは確かこの話が初めてかな?
●特務艦攻龍
可憐「フフ…。今日はそちらに行けなくてごめん。でも、テレビのニュースで見まし
た。元気そうですね。可憐。これからも頑張って下さい。兄より」
冬后に西ヨーロッパ基地がワームにより壊滅したことを明らかとする緋月は、スカ
イガールズの指揮艦、特務艦攻龍の映像を見せる。ようやっと、OVAで登場した特
務艦攻龍が登場ですか。
兄様には紙での手紙でも、兄様からはメールなんですな>可憐。
それにしても、音羽は何時も寝るのが早い。
●次回予告
音羽「イヤッホー。温泉旅行だ。追浜基地のヤングなみんなで、浮き世を忘れて、別
天地。でも、冬后さんの様子が、少しおかしいんだよね。次回、「温泉へ行こ
う!」」
やたらとレクリエーションな話が多い作品ですな。
では、また。
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