ソフトバンクに2連敗し、10連敗の悪夢がよみがえる西武、今日もソフトバンク
に敗れ、3連戦3連敗となってしまった。そもそもソフトバンクは8月は不振を
極めていたのだが、調子の悪いときの西武は不振のチームにも勝つことが出来
ず、逆に不振のチームを勢いづけてしまう。10連敗していた時もそうだった。ど
うやら10連敗していた時の「連敗モード」の穴ぐらに入ってしまったようであ
る。3連勝すればソフトバンクとゲーム差なしで並んだところだったが、その反
対になってしまい、3位とのゲーム差が6に開いてしまうという有り様。
今日の西武先発はひさしぶりの河原、ソフトバンクは今季6月入団のスタンド
リッジ。先発投手の立ち上がりは、どちらかと言えば、河原の方がマシだった。
西武は1回、ランナー2人をおいて中島のショートゴロの間に1点を先制。他方
河原は、1回を3人で抑えた(盗塁死を含む)。
しかし、先制しても、中押し、だめ押しの点が取れないのが、不調の時の西武。
結局投手がこらえきれなくなって失点し、敗戦に結びついてしまう。
4回に松中のタイムリーと田上の2ランで3失点。6回には山崎が川崎にタイム
リーを打たれ1失点。これで4対1となり、そのまま最後まで行ってしまう。わ
ずかにゴロによる1点だけで、タイムリーは1本も出ず。情けない。
とにかく西武打線の迫力のなさは絶望的ですらある。チャンスは何度あってもこ
れをまったく生かすことが出来ずに凡退を繰り返す。打席に立っている姿そのも
のが何となくたよりなさそうで打てそうな気配すらないように見えてしまう。
今日のゲームでソフトバンクは西武に12勝したため、対西武戦の負け越しはなく
なった。例年西武はソフトバンクに勝ち越すことを常としていたが、今季はそう
はならなかった。25年連続Aクラスの栄誉も今年で途絶えてしまうのか。
明日からは対日ハム戦。先発予定は西口。西口で連敗モードから脱出して欲しい
ものだ。
がんばれ、ライオンズ!