S.Dazai wrote:
> 村上新八 wrote:
> 
>> 米国は04年からイランのミサイル攻撃から欧州と米駐留軍を守るためと称し 
>>て東欧にMD基地の設置を計画し、ポ−ランド、チェコと交渉を続け、このほ 
>>ど、チェコにレ−ダ−基地をポ−ランドに迎撃ミサイル基地を設置することに合 
>>意を得た。
>> これに対して、プ−チンは、対イランというのは、口実で、本当は対ロシアへ 
>>のMD対応であるとして、このほど「欧州との軍縮条約を一時停止する大統領 
>>令」に署名した。プ−チンは再び軍拡に乗り出そうというのだ。愚かな話である。
>> 今後の世界情勢から考えて、対テロやテロ国家に対する戦術はいろいろ開発さ 
>>れるだろうが、それ以外ではミサイルを撃ち合うような戦争はまずあるまい。 
>>MD体制を作ったところで、欧州のエメルギ−源を握っているロシアは痛くも痒 
>>くむもないはずである。
>> 馬鹿げた過剰反応だといか言いようがない。
>> 村上新八
> 
> 
> なるほど、この記述はあなたの主張は正しい。
> 
> で、わたくしはむしろ、ここから学ぶべきものは何かと言う点で考えてみたいで
> すね。つまり、自然な流れをこの記事から知ることができると言うものです。
> 
> エネルギー源を握っているロシアに対しては確かにヨーロッパは攻撃を仕掛けて
> 来ることはまず無いだろうと一応は考えられる。しかし、ポーランドやチェコに
> ミサイル基地を設置したのを見てそれに対処した姿勢こそが自然な流れなのであ
> ります。
> 
> これにいろんな難しい理屈をつけて対処することもしないことの方がおかしい。
> 日本人は、このロシアの態度に習って、地球上に生きる人間と言う動物が為しえ
> なければならないことである事を知るべきなのです。人間と言う生き物をそれほ
> ど買いかぶって考えてはならない。馬鹿な生き物の集合であります。同じくその
> 馬鹿な生き物が自己の生命を保持するにはどうするか、が問題なのです。日本人
> は己こそが優れた生き物であるという幻想から早く脱却しなければならない。
> 
> 日本国憲法の前文は平和についてのマルクスレーニン主義に他ならない。

地球上の生き物である人間とはそれほど能力も高くは無いし、判断力においても
それほど正確ではない。せいぜい、犬や猫よりはましと言うことであろうと思う。

しかし、このことは、より賢くなろうとする気概を失ってよいと言うことではな
い。常に研究と啓発と研究を止めてはならないでしょう。しかし、現実は違うと
言うことなのです。現実=事実と違うことを、現実=事実としてでっち上げた理
屈を駆使して行動をおこすのは馬鹿げている、こう言っているのです。

また、自分たちが賢い判断力を示せるからこの地球上で延命できるなどと考える
こともおかしい。人類が滅ぶというのは自分たちも滅ぶということ。それに抗う
ことこそがおかしい。たかが同じ人類の癖して。

日本人が政治を考える場合も出発点はここにある事を忘れてはならない。