M&Aもついにその本性をあらわにして生きた。
企業買収→経営参加など見せ掛けで、資産を金融資産にして企業を消していく
ファンド・ハゲタカ。日本の会社が消えて労働者は働く場がなくなる。
英国では預金、年金ゼロが国民の半数という。ジョージ・ソロスに敗れた英国
の企業買収後のこれが末路である。

企業買収は企業を発展させるなどといってファンド群が企業を買い、その実、
企業資産が単に金に変えられて、働く場が消えていく日本。

そういえば、松舌工之介の理念も捨てられて、労働賃金の安い中国にあの企業
も、DVD等の工場を移すとか新聞に出ていた。労働者が、労働商品。在庫一
掃。在庫である間は、労働者は飯を食わないで息もしないで生きている商品扱
い。ひどいものである。

儲け第一主義。こうしなければ本当に生き残れないのか。その経営実態は間
違っていないか。誰のための企業か。村上のごとく、堀衛門のごとく株主のた
めの企業なのか。これでは労働者は生きていけない。

アオ汁の企業なんか、創業者一族が600億円で株を売却とか。
新経営陣とファンド陣で買い取るとか。買い取る元の金は借金。返せるかな?
無借金企業から一変して。

こうしてみると、買手から言えば、株価は下がってあたり前。企業買収が右肩
上がりなら株は競争で右肩上がりか?そうは行かない。手練手管で買収者は買
い叩く道を模索する。

安倍さん、本当にこれで参議院選挙勝つつもりですか?