On 7月27日, 午前7:54, 村上新八 <shi...@cronos.ocn.ne.jp> wrote:
>  いつまで続くの分からない、原油と食料の高騰で、世界の何十億の貧困国民を飢餓に、あるいは、廃業に追い込まれる漁民の困窮をよそに、産油国だけが、投機による-過剰利益を貪っている世界は、世も末を思わせるものがある。
>  そのなかで、米商品先物取引委員会(CFTC)は、原油などの先物市場で、価格を意図的に上下させて、不正な利益をあげたとして、オランダの投資ファンド「オプ-ティバ・ホ−ルディング」とその子会社を相場操縦の疑いで刑事訴追した。
>  それによってあげた利益は1億円だというが、そんなものは氷山の一角に過ぎず、ファンド投機の利益はとてもこんなものではないであろう。が、刑事訴追した点は、-このような理不尽なシステムに対する再検討の切っ掛けにはなるかも知れない。
>  先物取引の性格も変ってしまった。今日ではヘッジファンドの仕組みで、膨大な資金を創りだし、これを操って、一国の経済を転覆させるくらいの力を発揮できるまで-になっているのだ。
>  こういう理不尽な制度は、国際的な取り決めをして、早急に禁止すべきである。
>  22カ国もの首脳が集まりながら、それさえできない「サミット」などは意味が薄いと言われても仕方あるまい。
>  村上新八

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