谷村 sakaei さんは書きました:
> 《とてもじゃ無いが、国民の批判に耐えられるもんじゃ無い》
> 
> 自民党から分裂した国民新党はしぶとく生き残った。
> 
> 横道派、管派、(民社党派)など左かかった派閥が民主党から分裂してみ?
> たちまち消滅だろう。

かなり不正確。結局はご自身としてはどうありたいかを持たない者の主張に過ぎ
ないようだ。

まず、「消滅」の可能性を認める立場でいえば、その原因は「左かかった派閥」
が分裂する事からは「消滅」は起らない。可能性があるのは、現在求心的な立場
にいる、いわば党内の大物が左右色関係なしに分裂を引き起こす場合であろうと
思う。民主党はグループの親玉が意図的にまとめあげているに過ぎない存在だか
らです。実はこの点は自民党も同じだけれども、こちらには「伝統」がある。そ
れゆえ、子分共は親分にだけ引き寄せられるのではなく、この「伝統」に魅かれ
るというわずかな違いはある。

しかし、国民の立場からすれば、それでいっこうに差し支えは無いでありましょ
う。民主党が今日本の民主党という野党第一党にあるのは、彼らが明確に国民の
多くが含まれる「階級」を代表しているからでも、独特の賞賛される思想あるい
は主義主張を持つからでもない。たんに、「アンチ自民党」を勢力作っているか
らなのです。

> 主義主張が60年代70年代に言い古されたのものでしかなく、旧態依然で、
> 現在の停滞の根源になっているものだ。
> 社民党共産党のように、消滅に向かってまっしぐらだ。

逆説的な言い方をすれば、谷村氏は未だに個々の「主張」はともかく、「主義」
が政治集団の善し悪しを決めるものと考えているようで、わたくしとしてはその
ところは好感が持てますね。しかし、残念な事に、政治に「主義・信条=ドグ
マ」を持ち出す事こそが旧態依然の態度だといわなければならないのです。今回
の国民の票の決め方も一切「主義・信条=ドグマ」とは関係無い。

この国民の態度は、政治を真剣に考えてみた場合に於いても正しいものであろう
と評価できる。なぜならば、過去に於いても現在においても未来に於いても「主
義.信条=ドグマ」には常に欠点があったし、永遠に欠点があり続けるでありま
しょうから。それが政治。政治は本質的に問題点思考が正しいのです。つまり、
個々の政策の善し悪しを唱える事で十分なのです。この角度から見ても今の民主
党で十分価値がある。逆に、共産党は時代錯誤の道を進んでいる事になりましょ
う。今回の選挙は民主党にばかし目が向いてはいるがこの事の再発見でもあった。

> このような、旧式が小沢さんや鳩山さんの影に隠れ生き残り、影響力を振るう政党。
> 
> 何たら言う、いかにも労働組合の闘志見たいな人物が参議員議長に選任しかかった。
> 時代錯誤もはなはだしい。
> 
> 嫌悪感のほうが先にたち、このようなメンバーを見た後では、とてもじゃ無いが民主党とは書けないな。
> 
> 《世迷言じゃ無いか》

以上は何を支点にして話されているか不明。たんなる「愚痴」かな?

> 確かに、実現してほしい政策はある。
> 金持ちにまで画一的一律に税金を撒かない年金制度、高速道路の無料化、県を廃止した国と地方直轄の地方自治など政策は良い。
> 
> ただし?
> これらの政策は?
> 横道派、管派、(民社党派)など大きな政府志向の政治家では、逆立ちしても発想できないものじゃ無いか。
> 彼らの主張は180度逆のものだ。
> 
> 主義主張を180度転換していない限り、心にも無いことを言っているか、何か勘違いの思い違いをしているだけだろう。
> 少なくとも国民から見るとそう見える。

国民からはそんな風には見えないのですよ。悪くいえば、先にも申し上げたよう
に国民は極めて非学問的。しかし、それが政治を正しく見つめられる理由でもあ
る。逆に、谷村氏は間違った思考に陥ってしまっているということになる。政治
を原理原則から演繹的に引き出すのは誤り。よって、政治を批判するのに「主
義・信条=ドグマ」にのっとっていないからとこき下ろすのは、政治は本質的に
問題点思考である事に未だに気付いてない証拠であって、その態度こそが「旧態
依然」なのです。

> とてもじゃ無いが、国民の批判に耐えられるもんじゃ無い。

国民の関心事ではないですね。谷村さんの関心事です。以下同様。

> 民主党の派閥?
> 
> 世迷言じゃ無いか。
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>