景気が回復すれば国民生活も良くなるどころか
逆に負担増を強いられてビックリした国民が
自民党の坊ちゃんに任せていられないと感じた
のが今回の選挙結果でしょう。

国民生活が今、こうなっているのも単なる
自然現象ではなく、明らかに小泉政策の
結果であって、景気回復の恩恵に国民が
与れないのも与れない仕組みを作って
しまった結果です。

一部の大企業だけが儲けてほとんどの
中小零細企業はその恩恵は微々たるもの。

そもそも今回の景気回復は小泉政治の
結果ではなく世界的な景気回復の周期
に乗っただけの話です。小泉さんが何か
したから景気が回復したわけではないのです。

むしろ、その間に労働者の権利が著しく劣化
してしまって労働環境は益々悪化していると
しか言いようがありません。

それに対して政府与党は何ら直接的な手立てを
講じてこなかったことが今回の選挙結果につなが
っているわけですね。

結局、自民党は大企業の側の人たちの言い分
ばかり聞いて彼らに良いような政策しかとれなかった。
何故、彼らを国民が支持していたのか今考えれば
さっぱりわからないわけですけど、自分たちの権利
を守るにはそれを守る側に政権を担当させない限り
無理なことは日を見るより明らかです。