「私と民主党の主張とはそれほど変わりありませんから・・・」

マスコミとのインタビューでよく民主党との違いがないことを
強調していましたよね。これって伏線でしょ。

もう皆、薄々気づいているんじゃないの？いずれは民主党が
政権を獲ることを。そのときに民主党と連携が取れるように
伏線を張ってると思うね。

沈没船にいつまでもしがみついていたら結局損するのは
自分ですから頭の良い人は今から徐々に執行部とは距離を
置き始めるでしょうね。

まだ、事態の深刻さを理解していないチルドレンや小泉親派
の人たちだけが何とか自民党を立て直そうと必至になるんで
しょうけど、組織がガタガタで将来性を感じない人たちは
自民党内に新たな政策グループをつくるだろうと予想します。
たぶん、将来民主党が政権をとったときに連携できるように
考えて政策のすり合わせをやるんじゃないかなぁ。

いずれにせよ、民主党が政権をとるのも時間の問題で恐らく
政権をとったら細川内閣のときの反省を踏まえて小泉的な
人たちを徹底して排除するだろうと思います。

驕れる平家も久しからず。小泉さんは言わば現代の平清盛
なんじゃないかと。差し詰め自民党は藤原摂関家のような
もので、最終的には源氏にやられてしまう。

しかし、源氏もはじめは一枚岩じゃないからその中でいろいろ
抗争もあって段々と新たなリーダーに収斂されていくんじゃ
ないかと。

小沢さんはまだこれから起こる抗争の初期の登場人物であって
まだ頼朝のような人物は登場していないのかもしれません。
実際に政権を獲ったら傍若無人に振舞ってしまう木曽義仲
かもしれませんしね。（笑）

これから様々な抗争の後に人を束ねる素質のあるリーダーが
登場するんだろうと思います。

って、今、吉川英治著の「親平家物語」に嵌ってるんでそう思って
しまっているんですが、今のご時勢、ホント平安末期に似てるなぁ。

お薦め映画

　溝口健二監督、市川雷蔵主演　「親平家物語」

物凄く良く作りこまれている映画です。役者が真剣そのもので
迫力があります。当時、寺社がえばってたってのは差し詰め
公明党創価学会が幅を利かせているのに対応しているのか？（笑）