いよいよ後半戦の開幕。相手は楽天・先発岩隈。対する西武は先発・西口。
150勝のかかる西口なのだが、今日もまた楽天打線に打ち込まれ、6回までに4
失点。他方、西武打線は岩隈(5回まで)を攻略できず、無得点。
4対0で西武の敗色濃厚。しかし、この危機を救ったのが、おかわり君だった。
7回、ノーアウト満塁で細川が三振に倒れたあと、なんと満塁ホームラン。一挙
に4対4の同点に追いつく。やったね、おかわり君!
そして同点のまま9回へ。
西武は抑えのグラマンを登板させ、その裏のさよなら勝ちを期待した。しかし、
なんとグラマンがここで渡辺直に本人の第1号ホームラン(2ラン)を打たれて
しまう。6対4で万事休す、と思われた。
だが、ドラマがその裏に待っていた。福森から福地がタイムリーで1点を取り、
さらに片岡のタイムリー(相手のエラーに近い)でさらに2点を追加し、7対6
のサヨナラ勝ち。終始相手にリードされ、敗色濃厚の試合だったのが、一転して
まったく驚きの勝利となった。
私も最後の最後まで、勝利はあきらめていたのだから、野球はまったく最後まで
何が起こるか分からないものである。
2失点のグラマンが勝ち投手とは皮肉である。
ともあれ、後半開幕初戦を勝てたのは、チームに勢いをつけてくれるものだ。
ヒーローインタビューは当然、おかわり中村君と片岡が受けた。
がんばれ、ライオンズ!