Path: ccsf.homeunix.org!tomockey.ddo.jp!news.mcu.or.jp!navi.honnet.co.jp!news.gw.fukushima-u.ac.jp!news.tains.tohoku.ac.jp!news-sv.sinet!news2.ecl.ntt.co.jp!news.ecl.ntt.co.jp!nd-tk001.ocn.ad.jp!news-gw2.ocn.ad.jp!news-est.ocn.ad.jp!news.open-news.com!not-for-mail From: NOgvoSpam47068@mail.goo.ne.jp (AMAUMA) Newsgroups: fj.rec.sf,fj.rec.animation.oldies Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJW0lXCVDJUglOSE8JUQkSCVeJUMlOSVrJTkhPCVEGyhC?= Date: Sun, 1 Jul 2007 21:40:45 +0000 (UTC) Organization: http://open-news.com Lines: 58 Message-ID: NNTP-Posting-Host: ns.sfwj.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: Text/Plain; charset=ISO-2022-JP X-Trace: newsnn-itk01p.noc-otehonkan.ocn.ad.jp 1183326045 27826 219.166.179.33 (1 Jul 2007 21:40:45 GMT) X-Complaints-To: usenet@ocn.ad.jp NNTP-Posting-Date: Sun, 1 Jul 2007 21:40:45 +0000 (UTC) X-Original-NNTP-Posting-Host: 62.194.201.61.du.alpha-net.ne.jp X-Original-X-Trace: ns.sfwj.jp 1183326045 26810 61.201.194.62 (1 Jul 2007 21:40:45 GMT) X-Original-X-Complaints-To: abuse@open-news.com X-Original-NNTP-Posting-Date: Sun, 1 Jul 2007 21:40:45 +0000 (UTC) X-Newsreader: WinVN 0.99.7J PL01 (x86 32bit) X-rpost-by: http://open-news.com Xref: ccsf.homeunix.org fj.rec.sf:691 fj.rec.animation.oldies:214 NHK教育TV「サイエンスZERO」人工筋肉特集を見ました。 その冒頭に登場したのが、マッスルスーツと称するパワードスーツ。こ いつは空気で膨らませるゴムチューブを倍力装置に利用するタイプで、 まあいってみれば、あの「学天則」の親戚筋にあたる代物。なんか岡山 のほうの大学で開発されているもののようでしたが、そこら辺はちょっ と見逃しました。 んで、解説にいわく、モーターとか歯車でパワーを出すタイプのスーツ (具体的な名前は挙げてませんでしたけど、要は筑波大のロボットスー ツみたいなやつでしょう)に比べると、操作感にしても動作にしても、 柔らかさが出せるのが利点とのこと。そういえば、学天則でゴムチュー ブが採用されたのも、生物的な動きを実現するためだったとか、何かで 読んだ気がします。 ちなみに番組中では、上半身だけのモデルを着用した人物が別の人物を 抱き上げるというおなじみのデモのほかに、下半身だけのモデルを着用 した下半身麻痺の障害者が、スーツの力で実際に歩行する映像も紹介さ れまして、さすがに後者にはかなりのインパクトを感じました。 # なぜ全身のモデルが登場しなかったのかは不明。単に登場しなかった # だけなのか、まだ開発中なのか、それとも不要という思想なのか。 ただ、このマッスルスーツという代物、空気の関係か電源の関係か、ず るずるケーブルを引きずる形になっとりまして、そこら辺が実用的には かなり難アリのように見えました。あるいは開発が進めば、完全に独立 した形にできるのかもしれませんが、それなりのパワーを発揮するには それなりの容積の空気を出し入れする必要があるわけで、そのためには それなりの規模のポンプが必要なのではないか、それはどのくらい小型 化できるものなのか、とか。素人目にはちょっと疑問。 ま、それはさておき、そんなケーブルずるずるの映像を見てて、ふと気 づいたんですが、「なんかこれ、エヴァみたい」です。そう思ってみる と、歯車ではなく筋肉云々という部分も含めて、似てる気がします。と すれば、実用化の初期段階には、たとえば介護施設内とかに場所を限定 したうえで、行く先々のソケットにケーブルを接続して動かす、という のもアリか。でも途中の移動が大変そうだから、やっぱナシか。それな らいっそ、各部屋にスーツを備え付ける? とか考えたり。 番組のほうは、このあともっと本格的な(本物に近いタイプの)人工筋肉 の話に移っていったんですけども、そっちの研究が進展したときこそ、 マッスルスーツ的なパワードスーツの真価が発揮されるのかもしれませ ん。 で、そんなことを考えながら、さらにふと思ったんですけど、もしもマ ッスルスーツが「エヴァ」ならば、筑波大のロボットスーツはさしずめ 「ガンダム」なのか? と。一応、自立した活動が可能だとか、伝統的な ロボのイメージに一致してるとか、そんな意味で。別に、好みによって はガンダムじゃなくて、マジンガーでも鉄人でもいいんだけど。つか、 この辺の違いがホントに開発者の世代を反映してたりしたら、ちょっと 微笑ましい。かも。 世代とは違うけど、知能重視のアトム派閥や、コントローラー重視の鉄 人派閥、コクピット重視のマジンガー派閥なんてあたりは実在してるっ ぽいし、生体部品でも何でもアリなのがエヴァ派閥、なんてこともなく はないかな、とか。 -- AMAUMA