参院選に向かって何か国民の関心を引き付けるものはないかと必死になっている政府は、マニフェストに「国民カ−シド」構想を掲げることにした。 これは、年金、医療保険、介護保険を統合した「社会保障番号」で、「上記ネットデ−タ」と連携させるものだという。 年金だけでも5000万件行方不明を出すようなていたらくの政府が、その原因究明と全面解決もいつになるか分からない今、こんな公約をすること事態か笑止千万だ。 更に、それをきちんととやる体制が出来たにしても、国民のプライバシ−にどれだけ踏み込もうとしているのか、そりれによる国民へのメリットがどこにあるのか、情報漏洩の可能性が高いなかで、そのプランバシ−保護をどうやるのか、もっと慎重に検討すべき問題である。 マニフストに掲げたから、さあやるぞと言う性質のものではないのだ。 村上新八