朝日新聞が16,17日実施した世論調査によると、安倍内閣支持率は32%、不支持は51%という惨憺たる結果であった。
 「宙に浮いた年金」5000万件に対する安倍総理の発言については67%が「信用できぬ」と回答しており、安倍内閣が実績を示そうと、重要法案として、その強行成立も辞さない覚悟でのぞんでいる公務員法改正でも政府案支持tがたったの12%に対して民主党案支持が42%と大きな差をつけている。
 安倍総理が焦って慌てれば慌てるほど頼りないム−ドがが露わになっていくのだ。
 この傾向は参院にも表れており、参院選比例区への投票先については、民主党26%、自民党23%と逆転している。
 要するに、長年の一一党独裁の弊害について、全国民が心配している老後の生活を大きく左右する年金問題の失態を機ににして国民がやっと気が付き始めたということであろう。
 遅きに失すると言いたいが、これが政権交代の踏み台になることを望みたい。
 村上新八