パレスチナの過激派ハマスと穏健派ファハタとの警察主導権争いの武力闘争が激化し、この一週間で80人もの死者が出たという。
 これで喜んでいるのは、イスラエルだけだ。敵同士が戦って、殺し合い、憎しみ合い、不信感を抱き合って、パレスチナを分断してくれれば、それは誠に喜ばしい自滅行為に等しいからだ。
 パレスチナにとって最も重要なことはパレスチナが一丸となってイスラエルの理不尽な占領と資産横領、土地収奪行為を止めさせることだと分かっていながら、こういう愚か極まる利敵行為をやるのは、どうしても解せない。
 こんなバカどもはイスラエルに食われても仕方あるまい。
 村上新八