長野での試合、昨日は日ハムに敗れたので、今日は勝って欲しいところだった
が、西武は今日も日ハムに敗れ、長野のファンの前に勝利を飾ることが出来な
かった。5月9日に楽天に敗れて以降3連敗(今季初)となり、首位奪還どころ
か、ロッテに0.5ゲーム差をつけられての3位に後退してしまった。
西武先発はギッセル、日ハムは金村。
この試合、さい先良く西武が先制した。1回に和田のタイムリー、2回にはG.G.
佐藤のソロホームランで2対0。しかし西武の得点はこの2点のみ。
ギッセルは3回、4回、7回にそれぞれ1失点し、計3失点。
わずか1点差ではあるが、西武はこの1点差を逆転することができなかった。
昨日と同じく、チャンスがなかったわけではないが、チャンスでのタイムリーが
出ない。
特にこのところの試合では、カブレラにホームランは出ないものの、単打で出塁
することは多いのに、和田がチャンスでダブルプレーに打ち取られるケースが目
立ち、まるでダブルプレー男になってしまっている。(今日の場合、初回にタイ
ムリーは出たが、6回にダブルプレー。)
和田というのは不思議な選手である。シーズン当初は5割を上回るような好調を
キープしていたが、その頃は「調子が悪い」などと言っていた。今はどうなの
か?「調子がいい」のだろうか。去年も同じで、シーズン当初は「調子が悪い」
などといいながら、実際は好調だったが、間もなく急降下し、その後持ち直して
最後は首位打者となった。好・不調の落差が大きく、全体としてみると良い成績
に落ち着くという選手。2002年の巨人との日本シリーズの時は、不調の時期に
入ってしまい、和田がブレーキとなって4連敗、「逆シリーズ男」などという不
名誉な称号を与えられてしまった。
この日の特筆すべきこととしては、G.G.佐藤が自身初となる10号ホームランを
放ったこと。G.G.の好調がどこまでつづくか見ものである。以前、清原が抜けた
穴を誰が埋めるかと言っていた頃、垣内がホームランを打ちまくり、次の西武の
4番は垣内かと思わせたことがあった。しかしその後は故障も影響して出番も減
り、打てなくなって、ロッテに行ってしまったことがあった。垣内は好青年だっ
たので、残念なことだった。垣内の二の舞にならないようにして欲しいものだ。
がんばれ、ライオンズ!