従軍慰安婦問題で、全く言わずもがなのことを言い出して、中韓のみならず米国にまで物議を醸させた安倍が、今度は靖国に「真榊」を供物として供えるという愚行をしでかしてくれた。
　これについての記者団の質問に対して、「出したとも出さないとも言えない」と答えている。「内閣総理大臣　安倍普三」と言う木札をつけておきながら、こういう発言をするとは一体どういうセンスなのであろうか、理解に苦しむ。
　塩崎官房長官は「私的行為だから、問題はない」と言っているが、私的なら総理大臣の肩書きはつけなかったはずだと誰しも思うだろう。
　韓国は早速非難声明を出した。中国は、温家宝首相訪日の直後だけに、直接の批判はしていないが、「靖国神社の問題は中日関係における重大で敏感な政治問題」だからとして慎重な対応を求めたにとどめたが、これで安倍に対する信用度を下げたことは言うまでもあるまい。
　こういうバカ首相を支持する国民はよほどバカだと言うしかないのだ。
　村上新八