地球温暖化防止は焦眉の急を要する問題だ。
 温暖化ガスの主たるものである二酸化炭素ガスの流出源は、統計によると、産業が38%、業務16%、運輸21%、家庭14%だという。これでほぼ90%である。
 家庭での二酸化炭素ガス関連といえば、家電、照明、テレビ、IT、電話、冷暖房、車、水道、ごみ処理あたりで、このなかで大きいのは、車のガソリンではないか。
 車は便利だが、考えてみると、一人でドライブする場合、体重が70キロとすると、これを動かすためにその何十倍もの重量の車を動かすのだから、公共交通機関を利用する場合と比較すると、そのエネルギ−効率は著しく低いと言わざるを得ないのである。
 少なくても私用や通勤のための車の使用は止めて、公共交差機関の利用に替えたらエネルギ−は大分節約になり時間の効率化も図れるし、道路建設の不要化などの波及効果も大きいのではないか。どこがでシュミレ−トしてもらいたいものである。
 村上新八