ご存知のこととは思いますが、朝日新聞の発行部数は820万部前後でしょう。

しかも、広告を獲得するための、営業用の数字ですから、

実際には、800万部を下回ると考えるのが一般的ではないでしょうか。

その上、全国紙という呼び名は聞こえこそ良いのですが、

つまりは、東京ローカルと地方都市の一部に住まわるタコツボ人間が

マスターベーションをするために読む新聞です。これは、読売も大差のないものと思います。

800万部の中には、企業が体面上購読するものや、

ラテ欄や三面を主たる目的に宅配されるものが相当数含まれるでしょう。

ご主張の文面には、『朝日』を、

『今日の与党』とでも書き変えられたほうが

読売の拡販戦略と誤解されずにすむのではないでしょうか。

ソープランドのネオンを見たら、セックスをしなければならないとか、

路上のエロ本を見つけた場合は胸に抱えて持ち帰らなければならないなどと誰も考えません。

ましてや、活字で、思想・心情を動かすなどとはあり得ないことではないでしょうか。 


社会にとって、危機があるとすれば、

それは理屈ではなく、集団心理やムードだと思うのですが、いかがでしょうか。