民族と国家の同一視は、大間違い。
そもそも、分かり易い様に見える、その固有の憲法という観念が、混乱の原因。
それそも、法律は人類普遍の文化、その法治国家は、民族国家と対立する概念。
そもそも、歴史的にも、その日本人固有の法制度に拘れば、その不平等条約など、改正することは、不可能。
日本人は、既に、その鹿鳴館の試行錯誤を経て、学習済。
日本人は、既に、法律とは、普遍性そのものと、承知、致して居ります。
それ故、その普遍性を担保するため、その整合性を確保する、改正も致します。
されば、その日米安保の互恵の条約に置いて、相互の地位の見直しを願います。
念のため、その過酷な占領政策が齎したとは言え、その恒久平和の憲法の趣旨は、絶対に、手放しません。
その憲法前文のとおり、日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する、次第であります。
それ故、日本人にも、朝鮮人にも、中国人にも、その民族性の如何を問わず、仮にも日本国の国民ならば、この憲法および、その他の日本国の法令を遵守することを、求めるものであります。
そもそも、その民族固有の権利など、この日本国の法治国家の中で、主張されては、叶いません。
その分別は、単純明快に、然らずんば、その混乱の原因、やはり、呪縛された愚痴に過ぎません。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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