ども、みやこしです。

携帯@ wrote:
> 携帯@です。

こんばんは。

> Kanon 最終話「夢の果ての追復曲(カノン)〜kanon〜」
> 
> ……について雑感など。

またもや浦島フォローですが。

> # 事故起きたのが2月なのにその月の内に秋子さんが復活しているなんて! 前作で
> # は3月に入ってようやくリハリビしていたのに。

なので、「もしかしてこれは夢の世界か?」と思っていたら現実だったのでビッ
クリでした。

> # 新作ジャムは食べても謎ジャムは流石に名雪は食べませんか。香里も謎ジャムの犠
> # 牲者だったのか。「まだあったの」ということは、相当前からあったものらしい。
> # 誰も2度と食べないから、最初に作ってそのまんま?

謎ジャムが不評である事を、何故今まで誰も指摘しないんだろう?というのが、
本作品最大の謎なのかもしれません(^_^;

> # 前回まではもうすぐ死ぬのと言われていた栞。1月も経っていないのに、また学校
> # に出られるようになるとは。治るの早っ。

結局、栞の病気というのは何だったんでしょうね…?

> # 卒業式には間に合わないと舞が言っていた時、奇跡で治ると思っていたらやっぱり
> # その通りに。

この二人は、奇跡の力を借りなくても(卒業式には間に合わないにせよ)治って
いた筈なので、ちょっと無理矢理っぽい気もします。

> # 前作では舞と佐祐理は留学していましたが、本作では国内ですか。舞の進路希望が
> # 獣医さんとは彼女らしい。

獣医って、解剖とかもあるんじゃないんでしょうか。舞にできるだろうか、とい
う気がしないでもないかも(^_^;

> # 勉強すると言って、眼鏡をかけた舞がとっても可愛い。まず、形から入るんですね。

メガネがもう少し可愛いデザインだったらもっと良かったのに(^_^;

> # 前作では名雪が偶然あゆの病室を見つけるという展開で唖然としましたが、本作で
> # は秋子さんがあゆのその後を知っていましたか。知っているのなら、あゆが消えた
> # 位のタイミングで話せば良いのに…と思ったのは私だけでしょうか。気を遣いすぎ
> # た、ということなんでしょうけど。

結局、秋子さんは、今まで見ていたあゆの事を、木から落ちて昏睡状態になった
女の子が回復したものと(まあしごく現実的に)考えていた、という事なんで
しょうね。だから、事故の事を忘れている祐一に何も言わなかった、と。

> # 眠り続けているあゆの手には、天使の人形が。埋められていた筈なのに!? あゆが
> # 消えた時、返した天使の人形も一緒に消えたので、その後でここに現れた、という
> # ことなのかな。

この事から、今まで出てきてたあゆは、100%祐一が作り出したものではなくて、
あゆの生霊も混じっていたのではないか、という感じに思えます。

> # あゆの足をマッサージしている秋子さん、身体の向きを変えている佐祐理と舞、髪
> # を洗っている祐一と秋子、あゆの髪を揃えている香里と栞(おまけで北川)などが
> # 描かれてます。

この辺の場面を見ていて、あゆの家族が全然出てこないのが何か嫌だなあ、と感
じてしまいました。介護している描写が妙に現実的なだけに。あゆが天涯孤独の
身の上だったらともかく、そうではなさそうな感じでしたし(あゆの家族と週末
に会ってる、みたいな事も言っていましたし)。

> # 天野美汐が友達とプリクラを撮っている姿が。性格、変わったんだ。

友達が出来たようで良かったです。
#「カツアゲされているように見えた」という身も蓋もない感想も見ましたが(^_^;

> # 夢の中の奇跡の話と言えば、第10話のことを思い出します。奇跡を起こせたら、何
> # をお願いしますかと美汐に問われ、決まってると祐一は言うのですが……。あれ?
> # 真琴に関しては奇跡は起きないのかな。真琴が人の姿になったことそれ自体が奇跡
> # なので、もう奇跡は起きないということなのかもしれないけど。

これは、最後の場面(あの木の切り株に新芽が出ているところ)の奥に子狐らし
き動物がいましたので、真琴(狐)も復活した、という事なんじゃないのかな、と
思います。人間になってしまうとまた死ぬ事になるので、子狐として復活したと
いう事なのかな、と。

> ●あ、あんたのためにやってるんじゃないからね!

名雪までツンデレキャラに!?(^_^;

> 祐一「あゆは、どこで俺を待ってるんだ」

この台詞、「ここで舞に聞くか?」という気もします。あゆが祐一を待っている
場所、と言えば、「学校」か、せいぜい「駅前のベンチ」ぐらいしか無い、とい
う事ぐらい、祐一には判っている筈なのに。
ここは、やはり祐一自身が気付くようにしないと。ただでさえ、祐一は物忘れが
激しいキャラなのに(^_^;

> # 栞、美術部の「共同」制作で賞を取ったということは、実力は……かも。ところで
> # さゆりんの進路は?

もちろん、舞と同じに決まってます(爆)

> # 第22話で赤いカチューシャを渡すシーン、アニメだけ観ていると何だこれ? …で
> # すが、要するに祐一はある筈も無い幻を信じ込んでいたのか。

今回の話からこう解釈するしかないのですが、だとすると、やはり第22話のラス
トにあの場面を持ってきた意味が判らなくなるんですよね。少なくとも、祐一が
あゆの事故の記憶を思い出す前に持ってこないと、物語上意味が無いような気が
するのですが…。

> # このシーンはどう解釈したものか困るのですが、祐一が寝ている間は、あゆの夢と
> # 同調しているということで良いのかな。そこで、カチューシャを改めてプレゼント
> # したと。

確かに、そんな感じに思えます。
あるいは、祐一が忘れていた7年間という時間をこれから取り戻す、という事を
象徴している、とか。

> # 前作でもご存じ、あゆエンドのラストシーンです。本作では、ずっと寝ていたため
> # か、満足に歩くことが出来なくなっているようで。

これは、奇跡はもう起きない、って事なのかな、と思いました。あゆが目覚めて
「夢」が終わって「現実」が始まった、という意味で、あえてあゆを全快させな
かったのかもしれません。

>  元々本作の評価は高いものの、シリーズ構成は東映版の方が良いのでは…と思いも
> しないでは無かったのですが、個人的には最終話で評価が逆転しました。

私は、結局逆転しませんでした。
確かに作画はTVシリーズとしては高いレベルを保っていますが、「AIR」の時に
感じたような迫力みたいなものが今一つ感じられなかったのと、やはり平行する
5本のシナリオを1本に纏めた、という無理がもろに構成に出てしまっているよ
うに思えてなりませんでした。
その辺、東映版は、尺が短いのを逆手にとって、あゆと名雪以外のヒロインと祐
一との関係を「浅く」しておく(その代わりそれぞれサブキャラとの関係を深く
しておく)事でその「無理」を目立たないようにしていたんじゃないのかな、と。
本作品は、原作ゲームの再現性という点では勝っていたかもしれません(原作
ゲームをやっていないので実際の所は判らないのですが)が、一本のアニメ作品
として見ると、東映版の方が面白かったかな、という気がしています。

>  ともあれ、2クールに渡り、お疲れ様でした>スタッフの皆様。

今度は「CLANNAD」もやるみたいですが、大丈夫なんでしょうか(^_^;
あちらは2クールでも納まらない、という噂ですが…。

>  そして、本スレッドにフォローを頂きました、みやこしさん他、そしてゲーム版の
> 情報提供をして頂きましたながたさんにお礼を申し上げまして、本スレッドのまとめ
> とさせて頂きます。
>  ありがとうございました。

お疲れさまでした。

> ●特報
> 
> TVアニメーション『CLANNAD』製作開始!

てっきり劇場版のCMかと思ったら…(^_^;

>  こんなサプライズがEDの後に。しかも、劇場版は東映アニメーション、TV版は
> 京都アニメーションというAIRと同じパターン。
>  ゲームの方は知らないのですが、楽しみにしてます。

ゲームの方は、サブキャラのシナリオを2本ほど終わった所で止まっていた気
が…。いい加減に続きをやらないと。

>  では、また。

では。

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宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : スケッチスイッチ by 阿澄佳奈・水橋かおり・新谷良子・後藤邑子