In article <erhsqt$nsc$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,
miyakoshi_NOSPAM@tim.hi-ho.ne.jp says:

>「ロケットガール」が始まったので追加です。
>Nekoma Suzuaki wrote:
>> <水曜日>
>> ◆ロケットガール (水24:00 WOWOWノンスクランブル)

全っ然、知らなかったので見逃してしまいました。久々にfjをチェック
してよかったです。ノンスクランブルなら、何とかなるはず。

In article <et_Dh.3$pg3.35@newsall.dti.ne.jp>,
tetsutaro_zzz@yahoo.co.jp says:

>「むっちりむうにい」さんの絵は好きなので、キャラに不満はないです。
>「違和感」というのは絶版となったノベル版の挿絵との違いでしょうか。

文庫本のイラストだと、最初の1冊目は(懐かしの)セーラームーン風で
したね。個人的には、2冊目以降の絵柄のほうが好きです。アニメ化に
際してどうなったのかは、まだ確認してませんが。

>やってることがハチャメチャなので、とても「真面目」に宇宙開発
>してるようにはみえませんけど。;-p

原作の1冊目「ロケットガール」は、いかにして「じょしこーせー」を
宇宙に送り出すか(そしてボディラインもあらわな宇宙服を着せるか)、
という部分を除けば、「ライト・スタッフ」と「アポロ13」をベースに
したような話なので(ホントか?)、その意味では「大真面目」だろうと
思いますです(ホントかよx2)。
# 小柄な人間をパイロットに…というのも古典的なネタのようですし。
# ストーリーはともかく、設定の9割くらいは「真面目」かも。

私自身は、「ロケットガール」と「天使は…」と「私と月まで…」の
3冊しか読んでませんが、そのなかでは2冊目がいちばん好きです。
なにしろ茜ちゃんが。いや、そうじゃなくて。茜ちゃんと科学者さんの
通信とか、あの辺が。軽くブルー気味なときに酔っ払いながら読むと、
ボロボロ泣けます。つか泣けました。3冊目は、ちょっとやりすぎ感が
あって、あんまり好きじゃないです。アニメのクライマックスにはいい
かもしんないけど。

ところで、「ロケットガール」シリーズって、その後はどうなってるん
でしょう。すでに月まで行っちゃったとはいえ、「私と…」の終わり方
がなんとなく中途半端だったので、ちょっと気になってます。

人工衛星のメンテナンスとか、その手の仕事に追われる毎日で、お疲れ
気味になっちゃったゆかりちゃんが、何かのきっかけで仕事への意欲を
取り戻す、とか。放射線の被曝量とかの問題で飛行士を引退しちゃった
ガールズが新たな一歩を踏み出すまでの物語、とか。勝手に想像しては
いるのですが。いつまでも「じょしこーせー」ではないだろし。
# 後輩をしごくことに快感をおぼえて、あの女医さんのようになってい
# くゆかりちゃん、とか。いつのまにか燃料屋のお姉さんとすっかり懇
# 意になっちゃって、フランス娘とつるみながら、どんどんガイキチ科
# 学者への道を突き進んでいく茜ちゃん、とか(あんまり見たくない)。
# マツリは…いつまでもマツリだろうな。

# 今なら某国の衛星破壊実験と絡めて「プラネテス」的展開もありか。
# でもそれじゃまたなんか中途半端。いや、それを4冊目にして全5部作
# にするってのはどうだ(既存の短編は4冊目に併録)。既刊との体裁の
# 統一を考えたら富士見のほうがいいけど、ハヤカワJAでも可。