Re: ○○駅のない新○○駅
古寺です。
ぢぃ さんwrote:
> Masahiko KODERA のメッセージ:
>> 新馬場は別記事で新逗子と同じ手法と書きましたが、北馬場+南馬場
>> →新馬場です。(同社などで言うところの)普通車のみの停車駅で、急
>> 行臨停とか見越したわけじゃ全然無いんですが、すごく長いホームを
>> 持ちます。ほぼ、旧北馬場、南馬場から立ち上がった階段の上を、
>> ホーム桁で繋いだような形になってるからです。
>
> 一時期、「みなみばんば・きたばんば」てな妙な駅だった時代があったよーな
> 気がするんですが、あれは何だったんでしょう?
へい。あの統合は高架化に伴って実施されました。
直上高架施工機を用いた直上高架工法の第一世代なんですけど、
現在線との取り付け部に仮線を要しまして。直上高架工法が要る
ほど用地確保が困難なとこで、複線一括切り替えるような取り付
け部は無理...ということで、よくある上下線二段階の切り替え
になりました。
先に下り線だけが高架になって、同一ホームになったんですが、
地上に残った上り線がまだ別駅で残ってたので、「きたばんば・
みなみばんば」という案配になったわけです。
営業キロはどうなってたかな。当時の大型時刻表の私鉄ページに
は、下り線では1つの駅だよと注記が付いてました。
#ひとの持ちネタなんで、前の記事で書くのを躊躇したんですが...
#過走余裕ギリギリ(普通車4両ほぼまる1本分)まで過走したが、
#京急(で言う所の)普通車は優等から逃げまくるダイヤだし、ぎ
#りぎり範囲内だったんでバックするわけにも行かず。「南馬場
#です」と叫んでドアを開けたらウケたとかなんとかいう伝説
#が... 新馬場改称後なのかな。
ちなみに、「きたばんば・みなみばんば」で取り付け部の仮線問
題(直上工法で本体部はほとんど同時に出来上がるのに結局、上
下線順次切り替え)が出たために、取り付け部のジャッキダウン
工法というのが開発され、特許も取ってたはずだったんですが。
想定された大師線高架化が30年ばかりゴタゴタした挙げ句に結局
地下化に(アセス中?)。
他の直上高架対象区間は、高架と高架の間を埋めるような形になっ
たりで地上面との普通の取り付け部を生じず、結局、出番無く終
わったんじゃないですかね。
近年、東急の地下化とかで、それをそっくり裏返したような工法
が採られてますが、関係した建設会社経由とかで公開された技術
が活かされてるんだか、よく分かりません。
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