Re: 試作車 (Re: キハ 80 系
古寺です。
ぢぃ さんwrote:
> @spam184.1818,yahoo.co.jp のメッセージ:
>> Masahiko KODERA wrote:
>>
>>> DD51とか、-1から始めた物の、大量生産が始まった後から見れば、最初の
>>> チビチビ仕様変更されてた数両が試作扱いされてるようで(-1は見た目か
>>> ら違ってましたが)。
下の、半重連の件で、そういやピクトリアルの形式特集で読んだばか
りだったか...と、掘ってみたら2年以上前の山でした。
で、開発に携わった懐古記事の方で、一次1両、二次2両が試作扱いさ
れています。同誌定番の、増備次数ごとの変化をまとめた記事では特
にその記述は無く、ただ確かに3次の-5あたりで(軸重を変化させる)遊
台車がエアサス調整式になってたり...とか、仕様がFIXしてる感じです。
RJの方で昨年、国鉄ディーゼル車の特集(といいつつ、DD51ばかり詳細)
が有って、そこでは簡単に-5からが量産車と有ります。
#なんか最近RJの方は、特集タイトルがやたら幅広いなと思うと、ポ
#イントは割と狭く、けどピクよりはあっさり簡単というパターンが
#多いな。
>> それどころか重連仕様になった500番台ですら初期の何両かは
>> 仕様を十分満たしていなくて現場では「半重連型」と呼ばれて
>> いたそうです。
>
> 数両ではなく、92両(501〜592)です。釣り合い引き通し管を装備していないため、重連時
半重連という定義だとそうみたいですね。
で、上記ピクトリアルの、次数毎の変化を書いた方の記事で、その中の
初期少数に試作要素が無かったか見たのですが、-501からの次数(7次車)
では、20両が一気に出たように書かれていて分かりません。
> に単弁操作しても本務機の単弁のみ作動し、次位の補機は作動しないと云う...当時は
> これでも十分だったんでしょうか?
ピクの特集号を引っ張りだそうと思ったのは、古い形式特集の場合、元
乗務員の方が書かれた運転サイドの記事が載る事が多くて、なんか単弁
の扱いについて有ったなぁと思ったもので。
しかし記憶違いか、件の号には運転サイドからの記事は有りませんでし
た。構造の記事の枠囲みで、運転側の要望で全重連になったような記述
にはなっていますが、単弁の扱いでウデの善し悪しが出る的な記述のみ
でして。
そもそも牽引時に単弁がなぜ要るか... 自体に、同誌の昨年12月号、
EF13,15,16の特集で、これら形式を運転された記事の中に有りました。
貨車は客車と違って付加空気ダメが無い関係で階段ユルメができず、
追加ブレーキと単弁の加減で停止位置を合わせると。
数百tとか牽いていて、単弁の作用範囲が機関車2両か1両かというのは
あまり支配度に変化無いようにも思ってましたが、停止位置合わせの
調整として重要ともなると、数百tの中で100t弱なのと、その2倍なの
は、随分違うのか...と。
ちなみに運転上のシチュエーションで、電気機関車だと短区間の勾配補
機なんかが付くのが重連のケースでは多く、この場合異系列だし、
単弁用の管を通していないんじゃないかとか、そもそも総括制御でない
重連の場合、ブレーキも汽笛合図でやってるなぁとか(含むSL)。停止票
を目視しながらの細かい調整なんかで、汽笛合図で自位本務機(前補機
として)の単弁まで細かく指示出来るとも思えないし。前頭1両だけの
単弁で調整しなければならないケースって、今でも多いんじゃないかと
思いました。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735