政権交代なき民主政治は本物に非ず
夏の参院選挙を控えて、自民党では安倍内閣の支持率低下の心配が高まっている。
政府税調、本間会長のスキャンダル失脚、佐田行革担当相の架空事務所の架空支出経費露見による引責辞任、についでまたまた松岡農水相の政治資金規正法違反が露見した。政府中枢での不祥事がこう続いたのでは安倍支持率が低落するのは当たり前だ。
小泉人気を継承する参院選向けの看板総裁として登場させた安倍だが、支持率が40%を切れば、自民党内では、安倍では参院選を戦えない、という声も高まるであろう。
一旦支持率が低下すれば、その挽回は難しいから、自民党に有利な同日選でもやろうか、との声もあがっているという。
安倍の目玉政策の「教育基本法」や「再チャレンジ政策」などは、目に見える成果が急に出るという正確のものではなく、他にサプライズのネタもないからである。
しかし、もうこの辺で政権交代をやったほうが良い。主要国のなかで、中国を除いて、半世紀も政権交代のない国はないのだ。こんな国は民主主義国として本物とは言えないのだから。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735