Re: イランの核
仰せのとおり、核エネルギー開発と核爆弾開発との区別は、難しい。
しかし、その核査察を拒否しては、核軍縮は、夢の又夢。
"東風" <sanny411@d1.dion.ne.jp> wrote in message
news:kbvjh.49$8E5.17@news1.dion.ne.jp...
> 資源供給国であり自国での開発能力があり、且つ明白な核攻撃の脅威を抱えているイランの核開発は、北の核とは性格が異なる。
> 唯一同じなのは、反米国家である事のみだが、フセイン王朝時代は親米の優等生であり、多くの技術は米国からであった。
> イランのパ−レビ王朝崩壊に至った経緯、現政権の反米志向は、明らかに米国の石油利権に起因する。益してイスラムは悪、キリストは良とする考えに立ち、事実上イスラエルを核武装し、近隣国の建設中の核施設をF16で攻撃さえも黙認している姿勢を見ると、如何に国連が制裁決議を行っても、アラブ諸国は支援するだろう。
> 限りある化石燃料を他国の利権に食い尽くされる前に、自国に代替となるエネルギ−供給源を造る事に何等問題は無いと言える。西欧諸国でさえその事は理解しており、ドイツ、フランスが仲介の役目すら果たそうとしていた。
> 大きくはエネルギ−資源の確保競争の中に置かれ、ロシアの戦略にも組み込まれる危惧さえある。
> 日本は開発協定は行ったものの、事実上着手せず、その権益は中国に変えられている。
> 資源の無い国の核開発と言う意味では、日本と北朝鮮が同列であり、只日本は核兵器の開発を行っていないに過ぎない。
> イランの核開発は、置かれた環境等から見て、避難するに当たらない。国の安定を考えれば、当然誰もが考える事に過ぎない。白人絶対主義の核保有国が一方的に非難する事自体過ちと言える。
> 先ず、パレスチナの混迷を解決し、レバノンに賠償し、占領地を開放するイスラエルがあって、初めてイランの核問題は解決するだろう。
> 北の核と明らかに性格が異なる事を記しておく。尤も北に言わせればイラクは核武装が遅れて体制を崩壊させられ、カダフィ大佐はアメリカに頭を下げざるをえなくなったと言うだろう。
> エネルギ−戦略の中では、資源を持たない日本は既にサハリン2でロシアに利権を事実上取り上げられ、インドネシアの輸出計画でも削減の方向に向き、排他的経済水域でのガス田は中国に先を越されている。 戦略を真剣に考えるならば日本も経費を度外視した自前の供給源を持つべきだろう。
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Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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