ストロベリー・パニック 第26話
携帯@です。
玉青ちゃんが可愛そうなので……(T_T)
ストロベリー・パニック 第26話「はじまり」について雑感など
# 出来れば毎回記事を書いておくべき作品だった最終話まで観て思ってます。
^L
●もし、明日が来なければ
静馬「明日。誰かがエトワールになる時を私はどんな表情で迎えるのだろう。かつて
エトワールになったあの時、私はどんな表情をしていたのだろう。何を思って
いたのだろう。まるで遙か昔のようなあのころ」
いよいよ明日がエトワール選。それぞれの夜を過ごしている渚砂達。
夜々は、シャワーシーンでサービスカット。
そして天音と光莉は外で二人で過ごしています。風邪ひくよ〜。
静馬様、先週と同じく裸のままというところからすると、出馬宣言の翌日にはもう
エトワール選ということですか。早っ。
# 確か寝間着姿の話もあったので、裸で寝ている訳では無いかと。
●一番乗り部創設
千華留「甘いわね。エトワール選はこのアストラエア最大のイベント。ホールは常に
満席。座れない子も必ず出るわ。だからこそこの部を作った訳よ」
檸檬「でも、千華留様は生徒会長だから、席取りなんていらないのでは?」
千華留「あら?」
次回予告から気になっていた千華留様のサンタ。どういう状況で登場かと思ったら
…。
エトワール選の開場前。毎年、座れない娘も出るからと、会場前に並んでいたのは
千華留、絆奈、檸檬そして籠女。
「一番乗り部」って、やっぱりここでも部活ですか。千華留様は生徒会長だから席
取りはいらないという突っ込み。要するに、やってみたかったんでしょうか千華留様。
# 寒さでみんな頬を赤くしているのが可愛い。
●大切な日だから
静馬「あなたにやって貰おうと思って」
深雪「久しぶりで、上手く出来るか判らないわよ」
静馬「心配してないわ」
深雪「本当に、良いのね、静馬」
エトワール選当日。髪のセットを取り巻きの東儀さんと狩野さんでは無く、深雪に
頼む静馬様。この時は静馬が深雪に何を頼もうとしているのか判りませんでしたが、
深雪が「本当に良いのね」と聞いていたりしたので、てっきり髪をばっさりと切るの
では無いかと思ってしまいました。
# 深雪の「本当に良いのね?」は渚砂と玉青をエトワールにして良いのか? という
# 問いかけだったのかもしれませんが。
●お節介な蕾ちゃん
蕾「いいえ。どうせ夜々先輩は何もしないだろうって思ってましたから」
…と言いつつ、エトワール選のためにドレスを着る手伝いをしている蕾。
でも蕾ちゃん、夜々が手伝おうと手伝うまいと、無理矢理手伝いに押しかけていた
に違いあるまい。
●相変わらず無自覚な光莉ちゃん
光莉「夜々ちゃん。これ。これ、スピカの色のリボンなの。エトワール選の候補者は、
自分の学校の色のリボンをつける決まりなんだって。私、夜々ちゃんに結んで
貰いたいの」
夜々「光莉…」
光莉「お願い」
夜々「後ろ向いて」
光莉「夜々ちゃん」
夜々「光莉、可愛いわ。まるで天使みたい。頑張って、光莉
光莉「ありがとう、夜々ちゃん」
エトワール選の決まりとして、髪に結ぶことになっていた学校の色のリボン。
それを夜々に結んで貰えるようにお願いする光莉。
光莉としてはこの大切な役を夜々にお願いすることで、夜々のことを大切に想って
いるとの気持ちを示したつもりなのだろうけど、どう見ても以前の「友達でいてね」
発言と同様に、夜々を傷つけるような行動にしか見えません。
その無自覚な辺りが光莉らしいのですが。夜々ももちろんそのことは判っているの
で、リボンを結んであげます。
最後まで名残惜しそうに髪に触れている夜々ちゃんが何とも。
光莉を迎えに来た天音様。やっぱりスーツ姿なんですか。^^;;;; もっとも、彼女
のドレス姿など想像も出来ませんが。
# リボンつける髪が無いと思ったのですが、ネクタイ代わりにしてましたか。
●戒めのリボン再び
一方の渚砂ちゃん。ミアトルの学園の色のリボンは緑。
既に渚砂ちゃんの髪にそれは結ばれているのですが、玉青はその上から更に赤いリ
ボンを結びます。
これって以前、玉青が渚砂の手首に結んだリボンでしょうね。つまりは、戒めのリ
ボン。
# 千代ちゃんがパジャマを畳んでいたりと甲斐甲斐しくお世話している様子が何とも
# 良い。
●こういう時こそ何時も通りで
蕾 「今からそんなじゃ、エトワール選が終わったら、もっとがっくりしちゃうわよ。
だってエトワールになるのは…」
千代「そうですね。さて、お部屋の片づけと今晩の準備をしないと」
蕾 「え、何の準備?」
千代「今晩のお茶会の準備です」
蕾 「お茶会? エトワール選の後に?」
千代「大変な一日の後こそ、いつもと同じことをすればくつろげるというものです」
蕾 「そりゃそうだけど。それって、私も行って良い? 光莉先輩や、夜々先輩も行
って良い?」
千代「もちろんです。エトワール選が終われば、またお友達なんですから」
蕾 「あ、あの、私、夜々先輩に報せてくるね!」
千代「あ、はい?」
蕾 「べ、別に、夜々先輩を心配している訳じゃ無いんだからね」
千代「はい、判ってます!」
渚砂達が出て行った後で、いちご舎に残った千代と蕾。
千代はお茶会の準備のため。そして蕾は心配している訳じゃ無いんだからねと言い
つつも、どう見ても夜々のために残ります。
OPで大分前から判っていましたが、いつの間にか光莉だけで無くて、夜々にも情
が移っていたんですね。同じ者を想う者同士、気持ちが通じ合うと言いますか。
# ところで折角準備しておいてあれですが、この晩のお茶会は流石に中止でしょうか。
●ツンデレの対象が変わった?
夜々「何言っているの。光莉の晴れ姿を観ないなんて馬鹿じゃないの」
蕾 「ええ、馬鹿ですから」
夜々「あ…」
蕾 「私はここにいたいからいるんです」
夜々「勝手にしなさい」
蕾 「勝手にします」
エトワール選のためホールに集まった三校の生徒達。
いちご舎の夜々の部屋に押しかけた蕾は夜々と二人、ベッドに座ってます。光莉の
晴れ姿はともかく、天音との晴れ姿なんて本当は辛くて観たくない二人。
でも、ひょっとして夜々のことが蕾は好きになった?
●予約席
籠女「パーシバルと一緒に応援する」
会場に現れた千代ちゃん。お茶会の準備をしたので遅くなったのか。
千華留が並んで席を一個余らせたお陰で千代ちゃんの予約席がありましたか。そこ
まで睨んでの深謀遠慮…千華留様ならあり得そう。
●いよいよエトワール選
玉青「渚砂ちゃん、大丈夫ですか」
渚砂「う、うん」
玉青「私を見て下さい」
緊張した表情の渚砂に、私を見て下さいと声をかける玉青ちゃん。
表向きは緊張をほぐそうということでしょうが、何となく「私だけを見て」と言っ
ているようにしか聞こえません。
千華留「渚砂さんと玉青さん、可愛いわ。あら、もちろん、天音さんと光莉さんのペ
アは完璧です。凛々しい王子様と、可憐なお姫様。本当に素敵。でも、同い
年の二人が助け合って頑張っている初々しさも別の魅力があると思いません?
それに、渚砂さんって下級生の子達にとっても人気があるんですよ。本当、
結果がどうなるか楽しみですね。如何ですか、前エトワール様」
千華留様評論家(笑)。思うに、ル・リムから候補者が出なかったのは、千華留様
が誰かペアを決めることが出来なかったからだったりして。
●嫉妬
静馬「とうとう、来てしまったのね」
天音「あなたのお言葉を確かめたくて」
静馬「健闘を祈っているわ」
エトワール候補達に花束を渡していく静馬。ああ、そう言えば天音の背中を押した
のは静馬でしたね。
静馬「二人ともとても魅力的よ」
玉青「ありがとうございます。ミアトルのためにも頑張ります」
花束を渡そうとした静馬と目が合う渚砂。
その様子を見て「静馬様」と声をかける玉青。
渚砂の手を握りしめた玉青の嫉妬の表情が怖っ。
天音「私、鳳天音は、此花光莉を全身全霊をかけて守ることを誓います!」
いよいよエトワール本選の開幕。予選…あったっけ?
しかし、静馬はどこかへと出かけてしまいます。
天音様、光莉をお姫様抱っこして宣言ですか。流石王子様。
# 渚砂と玉青の宣言が聞けなかったのが残念。
●練習の成果
深雪「驚いたわ。こんなすばらしいダンスになるなんて」
外に出ていた静馬は温室の中で渚砂との出来事を回想中。最終話なのに、いや最終
話だからか回想シーンが多めです。
# 一番乗り部の名誉にかけて走るル・リム組+千代ちゃん。籠女ちゃん足早っ。
その頃、渚砂達はエトワール選の課題のダンス中。
渚砂と玉青のダンスは千華留だけで無く、深雪会長も驚く程のすばらしさ。でも、
渚砂ちゃんはどうやら玉青ちゃんでは無くて静馬様のことを思い出しつつダンスをし
ている様子で、深雪会長も二人のことを思い出してしまったようですが。
●それってどんな卒業!?
ホールだったり、ダンス会場だったり、お聖堂だったり、肝心のエトワール選は随
分と慌ただしい。小説のエトワール選は何週間もかけて争われていたりするのですが。
出会った木の下で渚砂のことを想っていた静馬様はお聖堂に向かって駆けて行きま
す。
お聖堂でエトワール選の投票結果が発表されようとしたその時、扉が開いて静馬が
現れます。というかこのパターンはまさか……。
静馬「渚砂、愛してるよ!」
花嫁(違)略奪ですか!!!! そしてそれに対して渚砂と玉青は……。
玉青「本当にしょうがない方ですね」
渚砂「え…あ…」
玉青「行ってらっしゃい。渚砂ちゃん」
渚砂の腰を抱き寄せ、渚砂のリボンを自ら解きます。渚砂と静馬がキスした話では
自然に解けてしまいましたが、今回は玉青が自らリボンを解きましたか。
静馬に駆け寄り、抱き合う二人。みんなが静馬と渚砂の仲を知りつつ、渚砂と玉青
をくっつけようとお膳立てまで整えたのに、これであっさりとご破算(爆)。静馬ら
しいと言えばらしいのだけど。
詩音「何て、とんでもない方」
深雪「ええ。でも、あれが、静馬なの」
玉青「おめでとう。渚砂ちゃん。おめでとう」
二人でエトワール選を放棄して外に出て行ってしまう静馬と渚砂。
玉青達をエトワールにすべくお膳立てを整えていた六条会長。
そして、渚砂を送り出した玉青ちゃん。二人とも、本当にこれで良かったの?
●先のことは考えていない静馬様
渚砂「これからどうしましょう」
静馬「どうしようかしら?」
渚砂「え、何も決めてないんですか」
静馬「仕方が無いでしょう。あなたをさらうことだって、さっき思いついたんだか
ら」
渚砂「はぁ」
静馬「とりあえず、もう少し逃げましょう」
渚砂「はい!」
湖のところまで逃げて来た静馬と渚砂。
流石静馬様。勢いだけで渚砂ちゃんを連れ去ってましたか(笑)。
●不戦勝
天音「全然勝った気がしないしないけど」
光莉「ええ。でも、私は、とても幸せです。変ですか?」
天音「私もだよ」
エトワールの任命式からEDに入ります。
# この時点での時間経過が不明です。当日かと初見時思ったのですが、雪が消えてい
# るので後日かも。とはいえ、静馬と渚砂が逃げたままなので当日なのかも。
エトワール選は結局、試合放棄(違)により天音、光莉のペアに。
投票の結果がどうだったか気になりますが…。
# ちなみに小説版では天音&光莉ペアは規定の日数会わないで居るという課題をクリ
# ア出来ずに失格で途中脱落(!)。
●今度は渚砂ちゃんが押し倒してます
静馬「私も出来たわ」
その頃、花輪を作っていた渚砂と静馬。学園は雪なのにこちらは晴れていて雪も積
もっておらず、しかも花まで咲いている。時間経過と場所が謎です。
天音と光莉にかけられたエトワールのペンダント。冬森会長、泣いちゃってます。
昨年と同様に歌っている聖歌隊。あ、夜々と蕾はこの時はちゃんと居るんですね。
夜々ちゃん、目配せしてます。
花輪を首から掛け合い、静馬と渚砂はキス。そして渚砂が押し倒す格好で二人は倒
れ込み、そのままキスし続けています。静馬のことだから、どう見てもこの後はお楽
しみの時間としか思えませんが、その手のシーンを描くことにまるで遠慮が無い本作
にしては珍しく(?)、渚砂ちゃんに関してはそのシーンは描かれていません。
●その後…
EDの歌が流れ出した辺りからは後日談でしょうか。エトワールとなった天音と光
莉が温室で仲良く。
夜々ちゃん、蕾にイタズラしているように見えるのですが、良い仲になっていたり
して。
千代ちゃんは今日もドジっ娘。パンツや下着が飛んでいます(笑)。
そして、そして静馬と深雪が話しているのを見て、渚砂を先に行かせまいとしてい
るのか玉青ちゃん。
千華留様、今度は喫茶部を作りましたか。考えてみれば彼女が一番美味しい思いを
しているのかもしれない。
●ラストシーン
玉青「お帰りなさい。渚砂ちゃん」
後日談となったと思ったら、今度はエトワール選の夜に時間軸が戻ったようで。
寄宿舎生活なので当たり前ではありますが、逃げちゃったのに又玉青ちゃんの所に
戻って来てしまうというのが何とも。
扉を隔てて立っている二人。自分が送り出したとはいえ、自分より静馬を選んだ渚
砂をそれでも玉青が受け入れる…というところで本編は終わりです。
各所の感想を読んでみましたが、玉青があんまりにも可愛そうという評価が多数。
でも大丈夫、静馬様はもう少しで卒業。玉青ちゃんにも未だ未だチャンスはあります
って。
「はじまり」というタイトルは、静馬様と渚砂のことなのかもしれませんが、渚砂
と玉青のはじまりでもある…と良いなぁ(本当は天音と光莉、夜々と蕾のことかもし
れませんが)。
●シリーズ全体を通して
ストロベリー・パニックのタイトルだけは知っていても、原作(?)のことは何に
も知らずに百合版シスプリかと思って取りあえず見始めました。
第1話を観た時「それって何てマリみて?」と感じ、夜々と光莉が出て来た時には
「それって何て神無月?」と身も蓋もないことを感じました(それとル・リムの「そ
れってどんなシスプリ」というのもありですか)。
そのままなら飽きて途中で視聴するのを止めてしまいそうだった本作品。継続して
観ようと決めたのは、初めて記事を投稿した第7話「荊の罠」を観た時でした。
夜々ちゃんの光莉ちゃんに対する切ない想い、何とかの一歩手前、ギャグとしか思
えない要の行動。そしてごく自然に、そして遠慮無く描かれる要と桃実のガチ百合描
写。それらが良いなぁと感じ、この話以降真面目に視聴し出したのですが、ガチ百合
なシリアス恋愛描写とギャグ等が奇跡的に上手く混ざり合った作品だったような気が
します。
また当初から出すことを必然づけられていたと考えられる多種多様なキャラクター
をそれぞれ制作側が上手く使いこなしていたのも良いです。ル・リムの千華留様など、
一歩間違えばいてもいなくても同じな存在となってしまいそうですが、美味しいとこ
ろを全部かっさらっていったような気もしますし。
ところで私は天音様と光莉はともかくとして、卒業間近の静馬様が自力で立ち直り、
渚砂への想いは想いとして、玉青に渚砂を託して後は深雪と末永くお幸せに…と予想
していたのですが大外れ。静馬様はもう卒業だと言うのに、渚砂をさらってしまって、
卒業した後はどうするんでしょうか。これはもちろん渚砂についても言えることなの
ですが、静馬様が居なくなってしまった後、取り残された渚砂ちゃんについて描く第
二部、何てものを妄想してみたくもなります。
第一部だけで見事に完結していると思いますが、密かに第二部希望…と夜々&玉青
を応援する私としては呟きたくなってしまいます。
ともあれ、(個人的に肌の合わない作品なので)大きな期待を抱かずに視聴した作
品でしたが、思わぬ掘り出し物で得をした気分です。
半年の間お疲れ様でした>スタッフの皆様。
では、また次の作品で。
# Kanonかなぁ、やっぱり(汗)。
--
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