Strawberry Panic #25

携帯＠です。

　大分ストパニ記事の投稿をしていませんでしたが、クライマックスは記事にせねば
なりますまい。

ストロベリー・パニック第２５話「円舞曲」について雑感など。

　１度適当に観ただけで感想書いてますので、間違っていてもご容赦。

●天音先輩、何時までも待っています

　第23話で落馬して記憶を失ってしまった天音様。前話で頭を打って記憶を失ってし
まったのに病院に行った様子もなく、校医も「一時的なものだから」ということで放
置されているような気がするのですが、ちゃんと精密検査とかしたのでしょうか…。

# 第23話で光莉に向かって馬に乗り駆けて来る天音様。来るぞー、来るぞー、やっぱ
# りキタ──!!　ってことで大変な事態なのに爆笑してました（ぉぃ）。

●本当にそうだと良いんだけど

　静馬によりエトワール選の課題、ダンスの特訓をする渚砂と玉青。
　小説版ではわりと早い段階で渚砂と静馬、天音と光莉がエトワール選に出場を決め
たために、散々引っ張った挙げ句に渚砂と玉青がエトワール選の候補となったことに
ちょっと驚きました。

　渚砂を指導する静馬の様子を見て、元気になったとほっとした様子の取り巻きの少
女、狩野さんと東儀さん。しかし、六条会長は静馬が無理している様子を見抜いてい
ました。

●そ、そのスカーフ…

　乗馬部のロッカールームでスカーフを手にしていた天音様。
　そしてロッカールームまでストーカーしていた光莉ちゃんは、天音様のスカーフに
気づきます。
　光莉ちゃんもただ待っているだけで無くて、もう少し積極的に自分から思い出させ
ようとはしないのでしょうか。これでは、天音様から見たらただのストーカーだよ…。
　光莉ちゃんで無くても、冬森会長が教えてあげれば良いのに……。

●でも、私には何かを必死に忘れようとしているようにしか見えないけど

　温室の花に水をやる静馬に、取り巻きの二人が喜んでいたという六条会長。
　が、会長は当然の如く静馬が何かを必死に忘れようとしているようにしか見えない
と突っ込みます。深雪は相変わらず心配性ねとかわす静馬ですが…。

●静馬様は何時ものように凛として、私とのことは何も無かったように接してくれる
けど

　天音様のことを見つめている光莉ちゃん。どうでも良いですが強風の中、スカート
のめくれ具合が素敵です。

　夜。暗い部屋でベッドに座り込んだままの渚砂ちゃん。こちらもスカートの中身が
見えそ……ゴホンゴホン。
　玉青は、シスターに頼んでホールを夜間特別に使う許可を貰って来て、二人は夜の
間ダンスの練習をすることに。

●何故かとてもかけがいのないものに思えて、とても大切にしていたんだ

　その頃、いちご舎に帰って来なかった光莉。そして天音様も。
　夜々が冬森会長にその話をするのを要も聞いてしまいます。

　その頃、光莉は森の中を天音の姿を求めて彷徨っていました。
　その森の中で、自分が天音にプレゼントしたスカーフを手にする光莉。
　そしてそこに、スターブライトに乗った天音も現れます。
　実は、天音はスカーフを誰から貰ったか忘れていたけれど、何故かとてもかけがい
の無いものに思えて大切にしていたらしい。

●彼女こそが、選ばれしものだから

　いちご舎の玄関先で光莉達を待っていた冬森会長と夜々。
　そんな二人に要が毛布を持って現れます。
　冬森会長に、エトワール選の〆切が明日だという要に、今はエトワール選のことは
何も考えられないという答を聞き、それを聞いて安心したという要。

　やけにスピカがエトワールを出すことに固執していた冬森会長ですが、本当は彼女
自身も天音様をエトワールにする夢を見ていた、という事なんですね。要するに、彼
女も天音様のことが好きだったということで。

　光莉をいちご舎へ送るという天音様。
　天音自身は明日の部活の前にスターブライトの世話をするために厩舎に残るという
のだ。
　ここまで弱気な光莉ちゃんは、この時は何故か帰れと言われても帰りません。天音
様の側にとやけに強気です。これって、どう見てもＯＫのサイン？　ま、天音様だし、
光莉も奥手なので、精々キスまでだと思っていたのですが……。

●どこでだろう聞いたことがあるような気がする。この歌声と同じような天使の歌声
を

　厩舎の二階、ストーブで暖を取る天音と光莉。
　どうしてあそこにいたのかと聞く天音に、天音を探していたという光莉。
　何も覚えていないことを気にする天音に光莉は…。

光莉「私、嬉しいんです。天音先輩がそう思ってくれることが。心のどこかで私と天
　　　音先輩とつながっていることが。だから…」

# ここまで言われたら、せめてどういう事情か聞いてあげようよ、天音様。
# ……と、ここまで何度突っ込んだことか。

　涙を流す光莉の涙を指で拭う天音様。
　光莉は、聖歌を歌い始めます。
　その歌声を聞いて、どこかでこの歌声と同じような天使の歌声を聞いたことがある
ような気がする天音様。

天音「光莉…」

　ついに、天音様は光莉との出会いを思い出します。
　天音が光莉を思い出したことを知り、その胸で光莉は泣きます。
　そしてそのまま二人はキスを……。

●そう。私は初めて光莉と言葉を交わしたこの場所で、私の想いを伝えたかったんだ。

　翌朝。夜の間に降り始めた雪は、馬場を白く染めていました。
　二人は毛布の中、裸で再びキスをしています。
　……って、朝チュン展開になるとは思いませんでした＞天音様と光莉ちゃん。

# 静馬様と花織と違い、せめて屋内であっただけマシですか。
# それにしてもこの手の描写に何の躊躇いもありませんな、本作品。

●これで私もようやく天音のことを吹っ切ることが出来る。

　とうとう一晩、いちご舎の前で待ち続けていた夜々達。
　彼女達の前にスターブライトに乗った天音と光莉が戻って来ます。
　私の想いを光莉に告げたという天音。いや、告げただけじゃないですけど。

# ちなみに小説版の天音様は自分はノーマルで、女の子同士の愛情など変だという考
# えの持ち主で、そんな彼女が光莉との間に恋愛感情を抱いてしまう、という辺りが
# 良かったと思うのですが、アニメ版は単なるヘタレに見えてしまいます（ぉぃ

　天音の記憶が戻ったことを知る冬森会長。
　そして夜々は、光莉が戻って来た嬉しさのあまり、光莉を雪上に押し倒してしまい
ます。
　光莉は押し倒されたまま、夜々を抱きしめるのでした。

# 絶対押し倒したのは狙ってわざとだ。

　その光景を玄関先から見ていた桃実に要は言います。

要「これで私もようやく天音のことを吹っ切ることが出来る。やっと、自分の道を歩
　　いていけそうだ。やり直してくれるな。桃実…」

　「くれるな」と有無を言わせないのが何とも要らしいですが、桃実は泣いてそれを
受け入れるのでした。

# 要はどう考えても自分勝手な奴なのですが、何だか良い奴に見えて来るから不思議。

●私が…直接教えてあげる。でも、これが最初で最後よ

　温室で、天音と光莉がエトワール選にエントリーしたという報せを受け取る静馬と
六条会長。

　今日もダンスの特訓を続ける渚砂と玉青だが、一応上達はしたものの、まだ萎縮し
ていてついて行くのがやっとな渚砂ちゃん。
　静馬様は、私が直接教えてあげる。でも、これが最初で最後と手を差し出します。

　最初は静馬にリードされていた渚砂ちゃん。しかし、すぐに静馬と完全に一体化し
て踊り始めます。それは、六条会長をこんなにも美しくこんなにも華麗で優雅なダン
スを始めて見たと言わしめる程のもの。ダンス終了後、玉青も含めて思わず一同、拍
手です。

# 玉青ちゃんの想いは複雑だったんだろうなぁ…。

静馬「ダンスは愛よ。愛することの幸せと喜びを全身で表現するものなの。あなた達
　　　なら、きっと出来る」

　もうこれで教えることは何も無い、という静馬。

●ミアトルの代表としてエトワール選に出馬することをここに宣言致します

　遂にミアトル全校生徒の前で、エトワール選に出ることを宣言した渚砂と玉青。
　そしてその夜、いちご舎では……。

深雪「これで終わりね。あたしたちのつとめは全て終わった。後は三月の卒業を待つ
　　　だけ」
深雪「これで良かった。そうよね、静馬」

　裸でベッドの上にいる静馬に、そう語りかけて出て行った六条会長。
　ずっと一緒だったとはいえ、あの静馬様とはいえ、この展開は実はちょっと不意打
ち。
　どう見ても、傷心の静馬様が自棄で会長を抱いたか抱かれたかしているようにしか
見えませんが。

　そしてそれを百も承知の六条会長。これで良かったと言いつつも、そう言っている
本人がとてもそう思っているようには見えないのですが、次回が最終話だというのに
話がどう転がっていくのか判りません。

●次回予告

渚砂「玉青ちゃん。私の手を握ってて」
玉青「はい」
渚砂「私たちの旅もこれで終わりだね」
玉青「もしこの先、二人の道が分かれても。もしも結んだこの手が離れてしまって
　　　も」
渚砂「どんなことがあっても、この手の温もりは忘れないから」

次回、ストロベリー・パニック「はじまり」

玉青「絶対に、忘れません」

　…って、最終話はもう明日の晩ですか。^^;;;;
　では、また。

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