実に、仰せのとおり。
ところで、その"国益の検証"だけは、早めにしないと、"国民の納得"が、行きません。 

ご承知のとおり、民主主義は、手間の掛かる制度、ですから。

"東風" <sanny411@d1.dion.ne.jp> wrote in message 
news:D%LLg.277$O06.55@news1.dion.ne.jp...
>  戦争に関る談話は幾人かの方が公式の述べているが、談話はあくまでも談話であって、その時点での考え方を述べたに過ぎない。その時点での考え方向を示したもので、それなりの意義は存在するが決して条約の様な拘束力を伴うものではない。
>  拘束力が無いから何を言っても良いとは思わないが、時の政府が向かう方向を示したものとしての一定の意義は認めるが、この談話に必ずしも捉われる必要は無い。
>  戦後処理に関しては、先ずサンフランシスコ講和条約が存在し、その後各々の国に対して戦時賠償交渉を行い、様々な形での賠償や援助を行って来ている。 
>  戦時賠償船と称する船が続々と建造され、橋梁の建設や道路整備が行われて来た。現在ではODAの形で東南アジア諸国に協力支援が行われている。 この事は、戦時賠償に関しては双方が了解の上で一区切りをつけ、ODAに移行したと解釈しても良いのではないだろうか?
>  大戦後、独立した国の多くは英国、オランダ、フランスの植民地であったが、その多くの地域から戦前、戦中に学生を受け入れ、多くの人が後にその国の指導的立場に立っている。現実に現在でさえ、各々の国の官庁機関の要職には日本の大学の卒業生や留学生の多さに驚く事がある。
>  歴史の審判とは、近接した世代の者が行うのではなく、後世に客観的な判断が行われれば良いと考える。
>  現時点での私見を述べれば、多くの地域で植民地が独立した事、即ち英国、オランダ、フランスが植民地を失った事は帝国主義時代の終焉に対しては日本は大きく寄与したと言える。又各々の国の独立運動や、反政府軍教育に戦後残留された日本軍人が多く見られる事を忘れる事は出来ない。
>  近隣国、特に韓半島、台湾、共産中国各々の国の人と話す機会が過去幾度かあったが、世界史の中で今次大戦に於いて日本が果たした役割を前面否定する人は居なかった。 肉親を銃剣で失った人でさえ、感情的には反日でも歴史観からは日本の戦争を肯定する人もいる。客観的に考えると主観とはまったく別の結論に達する事があると伝えられた事は強く印象に残っている。
>  村上氏の意見に反論するつもりは無いが、今判断すべき事と将来解決しても支障の無い事がある事は事実だろう。
>  相手政府が国内向けに発せざるを得ないコメントに捉われるべきではない。
>  朝鮮動乱の時の仁川上陸作戦は旧日本海軍の軍人と掃海部隊なくしては語れない事は、韓国の人の多くは理解しているし、孫文に始まる中華民国の歴史に日本人の支援が無ければ国民政府はもっと弱体化していただろう。残念な事だが国府軍と日本軍は銃口を交える事となったが、本来は同窓生同士が交戦する事は双方避けたかったと思う。 検証はもっと後でも良いと思う。
>  それまでの間は毅然と国益を守る姿勢が、本来の為政者の責務と思う。