その金の使い道 = 学会の財務では、ありません
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「金のため人命考えず」 姉歯被告が調書で供述
 一連の耐震強度偽装事件で、建築基準法(構造耐力)違反や議院証言法違反(偽証)罪などに問われた元1級建築士姉歯秀次被告(49)ら2人の初公判は6日午後も東京地裁(川口政明裁判長)で続いた。同被告の供述調書が証拠採用され「偽装は金のため。そのためなら人命すら考えなくなった」との内容が読み上げられた。偽装で得た報酬は「高級外国車購入や愛人との交際費などに使った」と供述していた。
 姉歯被告は罪状認否で起訴事実を大筋で認めたが、偽証については「記憶があいまいで、わざと(故意に)うそを言ったわけではない」と一部争う姿勢を示した。検察側は冒頭陳述で、構造計算書の偽造を始めた経緯などを詳述した。