古寺@YAHOOに配信されたのより関西版が詳しいじゃんです。

皆さん、TVなどあっちこっちでご覧になってると思いますが

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060831p302.htm

500系を東海道直通運用から撤退させるようです。8/31日一杯、
JR-Wの公式サイトにリリースが無いので、私的には現時点では
「一情報」に過ぎないんですが。
N700の西日本での購入本数とか、話の辻褄が有っています。

事実とするとちょっと残念なのは、新ATCの効果ををより発揮し、
N700(東海道での加速度2.6km/h/sと公表)導入に合わせてひょっ
として500/700系も東海道での加速度リミッター(山陽2.0km/h/s
に対して300系と同じ1.6km/h/sに抑制)を解除するんじゃ無い
か(なんの情報も無いが、期待)? だったら最初の8本で(やはり
1本多い9本だけど)300系を先に撤退させないかなと思っていた
もんで。
たとえば姫路発着の「のぞみ」は必ず品川駅を使えなかったり
とか、その手の不便をランカーブの底上げで解消、利便性向上
に繋げるとしたらコレだと、と思ってました。しかし記事だと、
500系の居住性の方がネガだということでしょうかね(気になり
ます?)。

改装と短編成化の上、山陽線内で使うと読める辺りからは、こ
の取材内容はどこまで確定?と、いつものクセで見てしまう(^^;
ところですが。
実際どうするんでしょうね。
毎時1〜2本のRailStar(ひかり)を、倍増〜5割増しの毎時2〜3本
に増やすほど、「攻め」なダイヤが組めるのでしょうか。
N700に絡む運用の改変はかなり大規模なものになるかもしれま
せんね。東京〜(広島)博多の臨時(不定期で、岡山などの接続ダ
イヤにならないから影が薄い)みたいのが無くなっちゃうとか。
...あれ、他に直通を線内運用に系統分割出来そうなのがないぞ、
と。岡山「ひかり」を系統分割した所で、「こだま」に戻るだけ
(名古屋から各停^^;)で500系の転用先にはなり得ない。むしろ、
運用縮小で古い0系をどうにか廃車してる4〜6連の所要増になっ
てしまうし...
実は、N700系投入本決まり前後に、0系の使用がその年以降まで
延命されるというローカルニュースが小さく有りました。まず
西日本の初期グループ8本の直接代替対象が500系16連なら、
「こだま」用車両の寿命問題をどうクリアしていくのでしょう。
西明石や相生が新倉敷や新尾道以下の利便性になる、新大阪〜
岡山で「こだま」全廃(または朝夕のみなど)という、個人的に
は困る手法で限界の0系を減らして行く手段も浮かびますが。

線内「ひかり」が増える代わりに、それらが中間駅を救済停車
するなら、「こだま」の大幅減も呑めなくはないですけど。
「こだま」と線内各停の「ひかり」各1の組み合わせになって以
来、時隔は不等間隔もよいところだは、足の遅い「こだま」の
方はダイヤ構成が厳しいのか退避時間が長く、各停「ひかり」
にケツを煽られるような時間関係だは(短区間利用しようとする
と、新大阪アクセスも含めて、新快速より明確に速いのが相生
だけだったり)、それによる乗車の偏りで結局「こだま」の間引
きが始まるは...で。
東海道の「ひかり」はランダムな停車が見られますが、山陽は
例えば相生停車列車が姫路を通過したり、姫路停車列車が新神戸
を通過する事は絶対にないカースト?になっています。線内
「ひかり」が3本にも増えるくらいなら「基本停車駅+何駅」と
いう、東海道のような要素もちょっとは加えて欲しいような。