主要な安倍普三の右傾化発言を上げてみよう。
1「過去の戦争を反省するのはよいが、その贖罪意識で言うべきことを言わないのはだめだ」
2「日本の植民地政策と侵略戦争を謝罪する村山首相談話路線からの脱却が安倍外交の基本戦略だ」
3「遊就館については政府がコメントすべきではない」
4「慰安婦問題は裏づけがないから、教科書から削除すべきだ」
5「国家=悪」という意識ではだめだ。国家観を避けて経済至上主義は改め『新しい国づくり』をすべきだ。

 2は、小泉総理さえ引用している、日本の歴史認識が間違ってはいないとする原点だ、それさえ否定しようとしている安倍は、中韓からは全く信用されないであろう。「言うべきこと」とは「侵略戦争の否定」なのだ。
 3はその安倍自身が共感しているからだし、4は、その事実を否定し、綺麗ごとですませたいたいだけのウソだ。
5は、「国家=悪」でなく「政府=悪」に置き換えるべきだ。これで分かる安倍の国家観は懐古的戦前国家観なのであろう。それではアジアのみならず米欧からも見放されることになるのだ。
 このような政権を国民は支持しようというのか。それは日本没落の坂道を選択することに他ならない。
 村上新八