イスラエルは、30日、レバノン南部のカナで市民が避難していたビルを空爆し、こ子ども37人を含む57人を殺害した。これで今回の犠牲者は800人近くに上っている。本当に心痛む報道である。
 これに怒ったシニョ−ラレバノン首相は予定されていたライス長官との会談を拒否したという。当然である。
 これは、イラン憎し、イランが支援しているヒズボラはテロ集団だから、徹底的に叩かねばならない。従ってイスラエルレバノン攻撃は認めるというような姿勢を取り続けているブッシュの責任である。
 これに調子づいたイスラエルのオルメルト首相は、このような国際法違反の空爆をやめる気はないと嘯いているのだ。
 その結果はイスラムのアメリカとユダヤに対する憎悪のテロの火に油を注ぐ結果を招くことになるのだ。
 村上新八