仰せのとおり。
その成功者∩権力者こそ、希有。
簡単な例で、速度と安全の両方を満足するのは、難しい。
二律背反、諸行無常、変幻自在、・・・
それこそ、この地球上の生命体であれば、
そもそも、過酷な淘汰を、覚悟すべき。
勿論、淘汰する側と、淘汰される側で、
およそ、その定義は、全く、逆。
その個性を発揮して、出る杭は打たれる。
それ故、学校∪制服の効果も、捨て難い。
しかし、その定義も、古い定式。
人間は、相変わらず、二足歩行。
そして、未知の領域に向かい、その未知の進化続行。
されば、主義を持たないとするも、主義。

"Joe Keen" <mgpot@hotmail.com> wrote in message 
news:449dbb47.3317%mgpot@hotmail.com...
> <イデオロギーの排除>
>
> "イデオロギー"の定義は、ここでは、大辞林の"社会
> 集団や社会的立場(国家・階級・党派・性別など)にお
> いて思想・行動や生活の仕方を根底的に制約している観
> 念・信条の体系"を採用することにします。
>
> 歴史上、イデオロギーというのは、しばしば崩れ去り、
> 新しいイデオロギーが誕生しました。
>
> 教育において、基本的に、イデオロギーを排除したほう
> がよいのは、それに対する執着が、社会変化の激しい現
> 代と未来において、人が生きる上で不利になる可能性が
> 高いからです。
>
> <多数派の憂い>
>
> たくさんあるものの価値は下がります。人材も同じこと
> で、どこにでもいそうな人材には大した価値がありませ
> ん。
>
> 子供や若い人に対して長期的な価値を持つ助言の一つ
> は、"他人とは違ったことをやりなさい"でしょう。
>
> もちろん、他人と違ったことをやっても、その結果が社
> 会的に価値のあるものでなければ、その人の人材として
> の価値もないことになります。また、行動の結果として
> その人が生み出すものに対する社会側の需要が大きけれ
> ば大きいほど、その人の人材としての価値は上がりま
> す。よって、"他人とは違ったことをやりなさい"に加
> えて、"行動の結果として、他の人が気楽に経験できる
> 何かを生み出しなさい"というのも、社会を生きる個人
> に対する助言として、すこぶる実用的であると思いま
> す。
>
> 世の偉人といわれる人々は、ほとんどが、この二つの条
> 件を満たしています。松下幸之助は好例でしょう。
>
> <才能の開拓>
>
> 一流の音楽家の大半が、英才教育の産物です。特にクラ
> シック音楽の演奏家には、なおさらこれが当てはまりま
> す。他にも、語学の才などは早期の教育が歴然とした能
> 力の差を生みます。
>
> が、演奏家にとっての最も大事な基礎訓練は、ピアノを
> 弾かせることでもなく、楽譜を読ませることでもありま
> せん。耳を鍛え、絶対音感と優れたテンポ感&リズム感
> を養うことです。語学においても大事なことは、英語の
> 習得というよりむしろ、あらゆる言語を短期間に習得で
> きるような下準備、つまり、音楽と同じように耳の訓練
> なのです。
>
> あまりに早期にあまりに専門化された訓練ばかりをやら
> せると、早すぎる時期に才能の開花の可能性を限定して
> しまうかもしれません。
>
> <ユダヤ人の知恵>
>
> ユダヤ人、特に、世界を股にかけてしたたかに生きてい
> る人々は、教育に関しても一味違った取り組みを行うこ
> とで知られています。たとえば、彼らは書籍の角に蜂蜜
> を塗って幼い子供に手渡します。このやり方のほうが、
> ある種の強制としての学校教育の中においてよりも、本
> とのはるかに幸福な出会いを演出できるのです。
>
> まとめると、大切ではあるが、不幸な出会いによって大
> 半の人が嫌いになるものについて、子供にとって幸福な
> 出会いを演出できれば、とても有利ななにかを育ませる
> ことができるのです。
>
> <複雑な答え>
>
> 作家白石一郎のご子息は二人とも東大卒業者ですが、白
> 石氏は勉強をするようにとがみがみいったことがないそ
> うです。
>
> 彼はマンガ雑誌を子供に買い与え、毎週どれが一番面白
> かったのか、そして、どうしてそれが面白かったのか、
> 子供たちに説明させたそうです。
>
> はいorいいえ、を超える複雑な答えを要求し、頭脳そ
> のものを鍛させることが、単なる知識の詰め込みよりは
> るかに優れていることはいうまでもありません。子供た
> ちがこれから数十年の歳月を生きていく上で、どのよう
> な知識が必要になるのか、現在の私たちには全てを見通
> すことはできないのです。
>
> ――
>
> アンケート
> http://futrades.s12.xrea.com/mq/multiq.cgi