kiva #19
真木子です。
明日からちょっと忙しいので、日曜のうちに投稿しておきます。
第19話「フュージョン オーラの嵐」
今回の記号はスラー。
キバットの解説は、おニャン子クラブについて。
◇1986年。
“ご褒美”のパフェを食べるルーク。通りかかった女性に、「何か面白いこと
はないのか」無視されて、「ないのか。ならば消えろ!」
女性が落とした雑誌の表紙を見る。
「ウェディングドレスか。美しい・・・。タイムプレイの始まりだ」
◇教会の前。
結婚式。通りかかったゆりが見ていると、ルークが乱入。花嫁の生気を吸い取
った。
「母さんの仇」持っていた花束を投げ上げるゆり。それをぼーっと見つめるル
ークに襲いかかる。
が、たちまち殴り飛ばされた。ナイフがゆりをかすめて扉に突き刺さる。
近づいてくるルークだが、何もせずに無言で立ち去った。
○2008年、同じ教会。
第1話と同じパターンで、扉の傷を見つめる渡。
今日は静香ちゃんと、カタツムリ集め。「この色、この艶。絶対いけるって!」
そこにやってきた高校生?3人。“お化け太郎”と見て、からんでくる。
「何やっとんのや、おまえらぁ!」割り込んだのは、健吾だった。
○マル・ダムール。
健吾はあれ以来、ロックとは何なのかを考えていたらしい。で、結論は、「ロ
ックとは・・・キバ!」
「は?」
「あの戦いぶり、まさにロックや」
びみょーな表情の渡。キバって何者なんやと訊かれても、答えようがない。
「キバは人類の敵だ」名護がご来店。
「なんや、いつかの感じの悪いおっさんやんけ」
「かつてキバは、人類を破滅へと追い込もうとした。ファンガイア以上の脅威」
反論しようとした渡、例によって口答えはやめなさいと叱られる。
そこに恵ちゃんがご来店、渡に賛成1票。「キバはかつてのキバとは違うのかも
しれない」
要するに謎だらけ、と嬉しそうな健吾。急に、知り合いに有名な霊能者がいる
と言いだす。
恵も乗り気。渡は当然行きたくない。そして思いがけず、名護が行くと申し出
る。
○霊能者の屋敷。
三浦が出てきたらどうしようと思ったが(笑)、もっとおどろおどろしいおっ
さん。「キバとは・・・とても恐ろしい秘密が隠されておる」
しかし、肝心のところは「キバってるっ!」でバッタリ。
気がつくと、渡も倒れていた。
○紅家。
ばっと起きた渡、取り囲む健吾・恵・静香を見つめる。顔が、渡らしくない表
情にゆがんだ。「なんだ、おまえら。人の家に勝手に上がりこみやがって。こ
そ泥か」
「?」「?」「?」
「こそ泥にしちゃいい女だな。そうか、俺の心を盗みに来たのか。ほら、盗め。
このへんにあるからな」視聴者にはわかる、音也のノリ。
急に、いつもの渡に戻る。「今、僕の中に誰かいたような」
◇1986年、マル・ダムール。
誰かさんはブルマン君とじゃれている。
ルークに会ったことを話すゆり。今度こそ仇をとるからイクサを貸せと言うが、
次狼は拒絶。怒って出ていくゆり。
「困った女だ」
「まったくだ。・・・そうだ、おまえにいいものをくれてやろう」
「・・・これはーっ!!山本スーザン久美子ちゃんのサイン」
マスターも飛んできて騒ぐ。が、よく見ると色紙の隅に「はがすな」のシール。
シールの下の文字は、「音也作」
気がつくと、当人は姿を消し、イクサ・ナックルもなくなっていた。
◇路上。
ゆりを追ってきた音也。「おまえにいいものをくれてやる」
イクサ・ナックルだ。
「気が済むまでやればいい、おまえの後ろには、いつも俺がいる」
「ありがとう。・・・ごめん」
音也の腹にパンチ。ひとりで去っていく。
◇教会。
また花嫁に迫るルーク。悲鳴が上がった直後、ゆりが飛び込んできた。
今度こそ、と叫んだものの、イクサ・ナックルを構えたまま動けない。
ルークはその横を通り過ぎていった。
○2008年。
静香と買い物帰りの渡の前に、また例の高校生トリオ。
殴られた渡、動じずにらみ返すと、にやっと笑って気取ったポーズ。
「この世に嫌いなものが2つある。糸こんにゃくと、アホなガキだ」
あっという間に全員を殴り倒す。さらにちょっと脅すと、3人は逃げていった。
かっこいい!と讃える静香に、「お嬢ちゃん。逆ナンにしてはちょっと早すぎ
るな。だが俺にはわかる。おまえはダイヤの原石だ。あと10年もしたら、俺か
ら声をかけてやる」
呆然と渡を見送る静香。
○街。
楽しそうに歩いていた渡、自分の服装に気づき、ショーウィンドーに姿を映し
てみると・・・「誰だ、こいつは」
新聞の日付で、今が2008年だと知る。その目の前に、メイドカフェのチラシが
差し出された。当然行く渡=音也。「うーん、なんて俺にぴったりの店なんだ。
あー、素晴らしい時代だ」
次の瞬間、渡に戻って、メイドたちに囲まれてびびる。
○暗い通路。
逃げてきた高校生トリオ。腹いせに蹴り飛ばした空き缶は、なぜか落ちた音が
せず、足元に戻ってきた。
前方の闇の中から笑い声。姿を現したのは、レディバグ・ファンガイア。lady
bug・・・テントウムシか。
ブラッディ・ローズが反応。キバットお出かけ。
メイドカフェで呆然としていた渡も駆け出す。
逃げる高校生トリオ。ファンガイアの前に割り込んだ渡、変身。
くいくいと指で呼んだりして、中身が音也になってる?
簡単にダウンするファンガイア。とどめを刺さずに背を向けたキバに、後ろか
ら攻撃!
飛び回って攻撃するテントウムシに、バッシャー・マグナム召喚。あ、新曲だ。
撃ち落されたテントウムシ、「こいつはたまんねーっ!」逃げていった。
変身を解いた渡・・・じゃなくって、やっぱり中身は音也。声をかけるキバッ
トをはたいて、「渡?知らないな、そんなやつ」いつの音也なんだ、こいつは?
○林の中。
キバのことを教えろと、名護に追いすがる健吾。
「君、いくつだ」
「21や」
「私は22だっ。おっさんと呼ぶのはやめなさい。不愉快だ」
その時、頭上を飛んでいくファンガイア。名護がイクサ・ナックルで撃ち落し
たが、変身する前に攻撃を受けて、ナックルを落としてしまった。
ピンチを救った銃撃は、恵ちゃん。珍しく息の合った連携攻撃。
「すごいやん。あの2人、やるやないか!なかなかロックしてるで!」
だが、直後にピンチ。名護は気絶。イクサ・ナックルを拾う恵。
「ほう、それがイクサだったのか。多くの仲間たちを倒してきたイクサ。面白
い。俺が倒してやる。来い!」
だが、構えたまま動けない恵。ファンガイアに捕まり、踏みつけに。
健吾が飛びかかったが、たちまち気絶。
「この2人はもらっていく。返して欲しければ、イクサとして戦いに来い」
恵も力尽きて気絶。そしてファンガイアを呼びとめたのは・・・
「やれやれ、この時代になってもまだファンガイアが生きていたとはな」
「きさま、何者だ」
「紅・・・音也だ」
★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★
小路 真木子(SHOJI Makiko) shoji@kyoto-econ.ac.jp
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