Re: 汐見橋支線
古寺です。
既に戸田さんから詳細なフォローが出てますけど...
kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp さんwrote:
> 今日、南海汐見橋支線に始めて乗りました。なんというか、あの都会
神出鬼没ですね(^^;
近鉄奈良線を上る方向の件は...行かれたら書いてますよね。
> の真ん中の終着駅がいいですね。あと、車両が18m級2ドア? そんなもの
いやぁあの終着駅は最高ですよね。
途中の駅も、大阪高野鉄道時代の貨物輸送を匂わせる(確か舟運との結
節とか)駅があったりして。
大阪って結構こういう廃れた始発駅が有る(った)ところだと思うんです。
現在、そこそこの利用が有り、また作りは簡単ですけど、阪堺軌道線の
恵美須町もいい雰囲気なんです。それと無くなった所で国鉄→JRの片町
(東西線によりルート変更)、湊町(地下化、改称)なんかも。
車両ですが、
> が走っているとはびっくりしました。駅施設とかすごいレトロだけど線
旧「通勤ズームカー」の、高野線山線対応だった17m車ですね。現在で
も高野線で極楽橋に入る急行系車両は17mの2ドア(でVVVFの全Mのステン
レス車に)ですので、それほど驚くポイントではないかと(^^;思います。
同系で運転席側のドアを乗務員室直後に片引きで寄せた車両が、先日
経営分離された貴志川線で走っていたり。
新型(または17m車必須区間の縮小も?)に高野線から押し出されて、支線
の旧型を置き換えて行ったようです。
自分の汐見橋初乗車の時は、国鉄クモハ73似の20m片引き4扉ツリカケだっ
たような気がします。ただ、1995年に、東京から戻る途中でJRDの梅田で
の飲み会に参加した事が有るんですが、その日に乗車した記憶の時なの
だか、学生時代の大阪行きでだったかは忘れてしまいました(1995で釣り
掛けはないか...)。
ここと上記貴志川、多奈川、水軒まで走ってた頃の一時期の和歌山港線
あたりでは、高野線捻出車で「小型化」になったりしてたわけで。加太
線は初乗車からこないだ見かけた時まで南海線20mカルダンの7101系、
和歌山港線は水軒廃止話が出る前に行ったら運良く「ズームカー」片引き
扉で転換クロス車にあたりましたが、もう1運用、7000番台の系列も使わ
れているようでした。こちらはクロスズームカーが大井川に引き取られた
かで、20m通勤車に統一、最近水軒どころか和歌山港までの中間駅も廃止
されてローカル運用は無くなったんだっけかと。
以下、完璧に戸田さんの解説が詳しいですが、
> 岸里玉出って立派な駅だけど各停/普通のみなんだ。 久野
戸田さんの記事中の『岸ノ里駅と南海本線玉出駅が統合され』てとこが
ミソですね。まず難波発系統の高野線の駅は、以前は天下茶屋が分岐駅
で、分かれた最初のところに岸ノ里駅が有ったと。玉出も岸ノ里も、分
岐駅の次駅って感じだったわけです。
#ここって今でも南海高野乗換えは、岸里玉出〜天下茶屋間の復乗OKの
#処置をとってるのですかね? 岸里玉出で乗り換えろに変わっていたら、
#えらく不便ですけど。
高野線側から見ると、難波直通系統と汐見橋系統がY字に分かれて、汐見
橋へ向かう電車は南海本線を接続無しにくぐってしまっていた訳ですね
(元々別会社なだけに)。
統合駅が出来て、久野さんの身近的には「多摩川」駅のようになってま
すが、多摩川駅が分断された東急多摩川線のために急行停車駅になった
のとは対照的に、旅客の極端に少ない汐見橋方面への利便はあまり考慮
されてないということです。
立派と言えば、高野線のホームがほぼ丸々必要長(実際に使ってる分)の
2倍近くの長さが有りますよね。あの使われてない先っぽの方が旧岸ノ里
駅でしょう。
> P.S. 昔は高野線直通だったんですか?
ちなみにピクトリアルの先月号(複々線特集)に、線路名称での高野線は
今でも汐見橋からなので、難波〜岸里玉出の複々線は4線とも南海本線の
戸籍という説明が有りました。
数次に渡る答申で、梅田貨物駅・新大阪方面と結ぶ「なにわ筋線」とい
うのが、湊町→JRなんばと、汐見橋の両方との接続を目指しています。
これ、ほんとに出来たら、高野線系統として復活させるのか、南海本線
(空港系統も抱える)を引っ張るのかという興味が出て来ますね。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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