小泉は、総裁任期切れ直前の8月15日に靖国神社に参拝することを検討しているという報道がある。
 筆者は、このサイトに、かって、全くの見当で、その可能性があるというあてずっぽうを書いたことがあったが、それが現実のものとなるかも知れないのである。
 小泉の周囲は、それによる中韓の反応を予想して、参拝可否を進言するらしいが、今になっては、そんな気遣いは不要である。中韓は、小泉を諦め切っていて、相手にするつもりはないし、折衝も一切しないことを明言しているから、小泉が今更どういう行動をとろうが、関心は示さず、無視するであろうからである。
 8.15の靖国神社参拝によって、小泉自身としては、偏屈者としての有終を全うした満足感に酔うことができるのであろうが、そのことが後継者に対してどんな影響を及ぼすか、という問題だけには、配慮すべきであろう。
 村上新八