古寺@アゲアシで御座居ます(^^;

kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jpさん wrote:

>   連接台車、すごいですね。鉄道線だと小田急xSEでしか見たことなかっ
> たのが通勤車に…

江の電が鉄道線認可になってから、だいぶ経ってるような。って、
ちょっと沿革を検索してみた所、終戦前に鉄道に変更になってる
ようです。
あと鉄道線車両らしいところで、福井鉄道の数車種。軌道ではな
いものの軽便になってしまうところで三岐鉄道北勢線に1編成。
これは近鉄湯の山線が三重交通の762mmだった頃に作られて移って
来たものだそうで。近鉄の特殊狭軌線ってT車数両を電動車が牽引
(起終点で機関車のように機回しをする)のため、T-T-T(3車体だっ
け)で両端非貫通の連接だったんですが。
のち昭和50年代の「近代化」時に電動車と固定編成化したため、
一端に運転台を取付け(Tc化)、もう一端は電動車と貫通で、この
間は連結となっています。
この8年弱、通い出して数年目(存廃が取りざたされる頃)に生き残っ
ているのを知って(というか、唐突に乗車出来て)驚きました。
近鉄と言えば高速タイプの連接で、ビスタカーの2代目までが、2階
建て車を連接としてました。これはダブルデッカー車を構成するの
にかなり合理的な方法です。
これが生き残ってること小田急はNSEが最新でしたが、どうもSEで
17m車のボギー間を基準にしたようで、軌道線用並とは言わないま
でもハコが小さいところが喰い足らない感じでした。
まあ個人的には、低床、低屋根好きなんでいいんですけどね(^^;

上の例の他となると、名鉄の全廃された岐阜市内線関連で、市内
〜鉄道直通に連接車が用いられましたが、これは軌道線様式の郊
外直通って感じで、広電と一緒ですね。軌道線用で合理的に収容
力を稼ぐのに連接という様式が多く用いられ、その延長で鉄軌直
通用には連接車が多くなったんでしょうか?
この岐阜の車両が福井鉄道に転じると、建前鉄道線所属にはなるん
でしょうけど(確か連接車を含むはず)... 福井鉄道も今、これに
あわせて低床ホーム化改造をしてるそうで。大型の真性鉄道用
連接車が淘汰されてしまうことになります。

#思いついた順で、他にも例が有るかもしれません。