夢は、桜咲く夢殿に残して、天下人は夢の残照に
酔いしれて、やがて訪れるたそがれを思い、酒を
華を、そしてその意思を楽しんでから、大阪を
旅立ったのでしょう。
それから400年がたち、今は夢を失いかけた人たちの
暮らす世の中になりつつあるようです。

わたし獅子王も家族を持ち、自ら放棄した家族に懺悔しながら
毎日を過ごしています。
残念ながら、子孫を残すことなく生涯を終えるでしょうが
いまは、娘がわりの愛犬に夢をみるだけ・。
夫婦しての夢は、愛犬の健やかなる日々だけ